1. トップ
  2. 月刊 経団連
  3. 株式会社オオバ

月刊 経団連 株式会社オオバ

(PDF版はこちら
資本金 21億3,173万円
設立 1947年10月1日 (創業1922年10月1日)
従業員数 695名(2018年12月1日現在)
本社所在地 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-7-1 興和一橋ビル
事業内容 建設コンサルタント事業(都市計画、土木設計、土地区画整理および測量等)、不動産事業 ほか
URL http://www.k-ohba.co.jp/

当社は、わが国における土木設計業務の大半が官庁直営で行われていた時代に、これを民業として育成しようという理想のもと、1922(大正11)年に創業し、2022年には創業100周年を迎える、まちづくりに強みを持つ建設コンサルタントである。

建設コンサルタントは、国民の安心・安全で快適な生活のための社会基盤整備への貢献により発展を続け、今やその役割は多様・高度化し、国土強靭化、情報化、高齢化、社会インフラ老朽化などの社会ニーズへの対応の役割が求められている。そのなかで、当社は「総合建設コンサルタント」として、企画・計画・調査・設計・施工管理・維持管理を一貫して受けることができ、社会的合意形成や事業マネジメント、社会インフラ維持管理などのサービスも提供している。

創業以来培ってきた経験・ノウハウを活かし、2011年の東日本大震災後には、宮城県石巻市、女川町、山元町などの自治体から市街地復興事業を受注し、まちぐるみで高台に移転するという困難な調整が必要なプロジェクトなどを行ってきた。その経験は、2016年熊本地震、2017年九州北部豪雨、そして記憶に新しい2018年西日本豪雨、大阪北部地震での復興支援にも役立っている。

創業100周年の節目を前に、事業領域の拡大や同業・異業種との協業などにも取り組んでいる。東京・神奈川など都市部の農地相続問題に対応する「生産緑地の再設計・相続計画づくり」や、首都圏での「無電柱化推進事業」などに関する東電タウンプランニングとの業務提携、世界的プロゴルファー、グレッグ・ノーマン氏のゴルフコース設計会社との業務提携による「ゴルフコース・リノベーション事業」等がその代表事例である。

「まちづくりのソリューション企業」として社会に貢献します


辻本 茂
オオバ 社長

当社は、1922年の創業以来、「優れた土木技術と豊富な経験を活かし、美しい日本の高品質な社会の発展に貢献するとともに、顧客・株主・社員の期待に応えること」を企業理念に掲げ、国内外における社会資本整備にかかわる総合コンサルティングサービスを提供しております。
創業100周年を控え、技術力のさらなる向上、事業領域の拡大など重要な経営課題への取り組みを迅速に進めており、そのために、本社・東京支店オフィスを2018年12月に東京都千代田区神田錦町に移転し、働き方改革を念頭に置きつつ、最新鋭の業務遂行環境を整えました。また、新卒および中途採用にも積極的に取り組んでいく計画です。
当社が「まちづくりコンサルタント」として、今後もわが国における社会資本整備に貢献し続けていくために、私たち自身のさらなる成長と変化が必要であり、日々研鑽に努めております。
経団連会員の皆様には、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申しあげます。

「2019年3月号」一覧はこちら