月刊 経団連 新会員紹介 株式会社白鳳堂
資本金 | 5,000万円 |
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設立 | 1974年8月 |
従業員数 | 280名(2021年3月31日現在) |
本社所在地 | 〒731-4215 広島県安芸郡熊野町城之堀7-10-9 |
事業内容 | 面相筆、化粧筆、日本画筆、デザイン筆、洋画筆、工業用筆等の製造販売業 |
URL | https://www.hakuho-do.co.jp/ |
当社は、日本の文化を支える道具である書筆や面相筆などの和筆、洋画筆やデザイン筆、および現代の化粧に欠かせない道具である化粧筆を製造販売している。主力製品の化粧筆は、約200年の歴史を持つ広島県熊野町の筆づくりの伝統技術を活かしつつ、独自のノウハウを取り入れて開発した。手作りである筆を、高品質をそのままに安定して量産させる技術を確立し、他社にまねのできない製品を多くの方にお届けして、この分野のパイオニアとなった。その化粧筆は、肌あたりがやさしいことはもちろん、パウダーや口紅の含みが良く、思いのままのメイクができると高く評価されている。
いち早く海外の市場に目を向け、カナダの化粧品会社との直接OEM契約を契機に、多くの海外ブランドとのOEM取引を獲得するなど、当社が提案する化粧筆が世界中に広まることにより、化粧筆という新しい市場を作り出した。
また、自社ブランドの育成に取り組み、直営店舗や百貨店展開、ウェブ販売などにより、売上高の50%を占めている。
斜陽となっていた地場産業を再び大きく発展させ、雇用と付加価値を創出することにより、地域の発展に寄与した取り組みなどが評価され、2005年に第1回ものづくり日本大賞「内閣総理大臣賞」受賞や2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」に選定されるなど、多数の受賞歴を有している。
「筆は道具なり」の実践
髙本 壮
白鳳堂 社長
当社は「筆は道具なり」のことばのもと、道具としてちゃんと使える筆をお届けすることを続けております。
元々、伝統的な和筆(書筆や工芸用の筆など)を生産する目的で創業しましたが、並行して和筆の構造を応用した高機能な化粧筆を開発しました。化粧を施すために欠かせない道具である化粧筆は、世界中の皆様に喜んでお使いいただいております。
皆様の自己実現のお手伝いをする道具として、日本の伝統工芸の下支えを担う道具として文化を支える筆を今後も作り続けてまいる所存です。
経団連会員の皆様には、より一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。