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月刊 経団連 新会員紹介 サカタインクス株式会社

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資本金 74億7,276万円
設立 1920年9月
従業員数 4,598名(2020年12月31日現在)
本社所在地 〒550-0002 大阪府大阪市西区江戸堀1-23-37
事業内容 各種印刷インキ・補助剤の製造・販売/機能性材料関連品の製造・販売/印刷用・製版用機材の販売/電子機器・情報関連機材の販売
URL http://www.inx.co.jp/

当社は1896年に日本初の新聞インキ専業の製造会社として大阪で創業し、今年で126年目を迎えた。現在は食品や雑貨の包装やペットボトルのラベルといったフィルムパッケージのほか、段ボール、紙袋、紙コップといった紙容器など様々なパッケージを対象とした印刷インキの製造・販売を主力事業としている。特にビールや清涼飲料水のアルミ缶印刷用のインキでは世界トップシェアを誇る。また、新聞や広告、雑誌などの情報メディア向けのインキも祖業として継続発展させつつ、デジタル化の進展に伴い、産業用インクジェットインキやカラートナー、液晶画面の画像表示材料といった新たな時代の色材も手掛けている。

2021年2月には、2030年を目標とする長期ビジョンを策定し、サステナビリティを軸とした戦略の方向性を打ち立てた。特に、環境への配慮を重視しており、例えばCO2の50%削減という目標達成のため、植物由来成分を使用した「ボタニカルインキ」シリーズの展開と植物由来成分比率の向上を進めている。また、インキ・機能性材料事業と並ぶ新たな事業の柱を作るべく、4つのケミカル分野をテーマとした新規事業の創出に向け、研究開発と事業化に取り組んでいる。

現在、世界20の国と地域に事業所を展開し、海外売上比率が6割を超えるまでに至ったが、今後も積極的なグローバル展開を進め、印刷インキビジネスを中心とした特徴ある化学メーカーとして、お客様と社会に貢献していきたい。

顧客に寄り添い次世代にふさわしい価値創造を目指して


上野 吉昭
サカタインクス 社長

サカタインクスグループは「ビジュアル・コミュニケーション・テクノロジーの創造」をビジネステーマに、現場目線で顧客に寄り添うインキメーカーとして、信頼を勝ち得てきました。しかし、今や、デジタル全盛の時代となり、大きな変革を迫られている中で、いかにして当社の持続的成長を成し遂げ、ひいては社会の持続的発展に貢献できるかが問われています。これまで培った技術力とお客様からの信頼をベースに、既存事業のさらなる発展と、新時代にふさわしい新規事業の構築を進めてまいります。
今回、経団連への参加を機に、多くを学ばせていただき、共に企業と社会の発展に貢献できればと考えております。何卒、よろしくお願い申し上げます。

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