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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2013年8月8日 No.3142 「女性の活躍支援・推進に関する企業の取り組み事例集」公表 -成果・評価や今後の課題など

経団連は、日本経済の持続的発展の実現に向けて、女性の力をより一層活かすことが重要との観点から、女性の活躍支援・推進に取り組んでいる。必要な取り組みは業種・業態など各社のおかれた状況によって異なることから、情報共有を図るため7月29日、「女性の活躍支援・推進に関する企業の取り組み事例集」(調査期間=2013年6月21日~7月19日)を公表した。

事例は、企業ごとに「女性活躍支援・推進のための計画内容」「計画を実行するための具体的な取り組み内容」「取り組みに至る背景・きっかけ」「取り組みの成果・評価」「今後の課題・展望」について紹介。約70社掲載している。

■ 取り組み事例の概要

取り組みに至った背景・きっかけについては、ダイバーシティ推進の一環、企業競争力の強化、労働力減少への対策などが挙げられ、企業が女性の活躍推進の必要性を感じ、自主的に取り組みを進めている動機や理由が挙げられている。

計画の内容には、「女性管理職の増加」や「女性採用比率の増加」など多様な目標、取り組みが掲げられ、なかには具体的な数値目標を設定するものもある。

計画を実行するための具体的な取り組みについては、メンター制度の導入、ロールモデルの見える化、セミナーの開催、冊子・パンフレットの配布、保育料補助など各社の創意工夫が見られる。

成果については、女性採用比率・管理職比率の増加、離職率の低下など計画を達成する内容や行政・民間からの評価が挙げられた。

今後の課題としては、職場全体の風土醸成の必要性、理系女性の確保、女性が能力を発揮するための制度整備などが挙げられ、取り組みの進度に応じた内容となった。

詳細については、ホームページを参照。
※URL=http://www.keidanren.or.jp/policy/2013/071.pdf

◇◇◇

なお、同日、経団連は「女性活躍支援・推進等に関する調査結果」「追加調査結果」も公表した。詳細は次号掲載

【労働法制本部】

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