Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2014年11月20日 No.3201  宮沢経産相との懇談会を開催 -デフレからの脱却に向けた方策について意見を交換

あいさつする榊原会長

経団連は10日、都内で宮沢洋一経済産業大臣との懇談会を開催した。経済産業省からは、宮沢大臣、山際大志郎副大臣、岩井茂樹大臣政務官ほか幹部らが、経団連からは、榊原定征会長、岩沙弘道審議員会議長をはじめ、副会長らが出席した。

冒頭、榊原会長は、「デフレからの脱却を確実に実現し、日本経済を持続的な成長軌道に乗せるため、政治と経済が『車の両輪』となって、山積する課題に取り組まなければならない」と発言。宮沢大臣が鹿児島県を訪問し、川内原子力発電所の再稼働に向けた政府方針を説明したことに触れ、さまざまな課題解決に向けて、引き続き経済産業省が力を発揮するよう求めた。

宮沢経産相

続いて宮沢大臣から、「廃炉や汚染水処理を含む福島の復興が最重要」「川内原子力発電所等、原子力規制委員会によって安全性が確認された原子力発電所の再稼働を進める」との発言があったほか、北京で開催されたAPEC閣僚会合や法人税改革等について言及があった。

その後の意見交換では、法人税改革、エネルギー政策のほか、地球温暖化政策、科学技術イノベーション政策、地域活性化政策、広域経済連携の推進、観光振興など、多岐にわたるテーマについて活発な議論が行われた。

【産業政策本部】