Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2015年11月12日 No.3246  河野行革担当相へ規制改革の今後の進め方に関する提言を手交

河野行革担当相(右)に提言を手渡す
野木森行政改革推進委員長

経団連の野木森雅郁行政改革推進委員長は10月29日、河野太郎行政改革担当大臣を訪問し、20日に公表した提言「規制改革の今後の進め方に関する意見」10月29日号既報)を建議した。

野木森委員長は特に、来年7月に規制改革会議が設置期限を迎えるなか、これまでの改革の総仕上げに取り組むとともに、後継機関の遅滞ない設置を求めた。あわせて、従来からの岩盤規制改革に加え、(1)イノベーションを促進する規制改革を通じた日本の強みとなる産業の育成(2)マイナンバー等を所与とした業務改革による効率的な行政の実現(3)国際的なイコールフッティングの確保や規制調和に向けたリーダーシップの発揮――等が重要と指摘した。

これに対し、河野大臣は、規制改革会議の後継機関設置の重要性について認識を共有するとともに、経団連から提出された要望について、過去の要望状況等も考慮しながら優先順位づけ等をしつつ取り組むと応じた。

経団連では引き続き、同提言の実現に向けて政府に働きかけるとともに、現場の改革ニーズである規制改革要望の提出を通じて、円滑な事業活動の整備に努めていく。

※提言の詳細は経団連ウェブサイトに掲載

【産業政策本部】