Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2017年3月23日 No.3309  アル・マアワリ・オマーン諮問議会議長と懇談 -日本との経済関係強化に期待

アル・マヌワリ議長(右)と木村委員長

経団連の木村康副会長・中東・北アフリカ地域委員長は15日、東京・大手町の経団連会館で、衆議院議長の招聘で来日したオマーンのアル・マアワリ諮問議会議長一行と懇談した。

アル・マアワリ議長からは、「日本とオマーンは今年外交関係樹立45周年を迎え、長きにわたる友好関係を高く評価している。今後の両国経済関係の強化に期待する。オマーンは、鉱業、観光業、農業・漁業、物流業、製造業の5分野の強化を目指しており、これらの分野への日本企業の積極的な投資を期待している」との発言があった。

続いて、アル・ハスニ経済特区庁課長から、オマーン政府が推進する経済多角化政策の象徴であるドゥクム経済特区について、「同特区は、首都マスカットの南方550kmに位置し、わが国最大級の規模を誇る。許認可申請やビザ等の手続きを迅速に行うワンストップサービスのほか、30年間の免税措置をはじめとする各種の優遇措置を用意している」との説明があった。

【国際協力本部】