Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2022年12月22日 No.3572  ウクライナ越冬支援に発電機提供を通じて協力 -ウクライナの人々に発電機を送る越冬支援イニシアティブJAPAN

総理立ち会いのもと目録を手交する関係者

ロシアによるウクライナ各地への攻撃により多数のエネルギーインフラが損傷し、多くの人々の生活が停電の影響を受けている。

こうしたなか、厳冬を迎えるウクライナの人々が少しでも暖かく明るい冬を迎えられるよう、発電機を提供する「ウクライナの人々に発電機を送る越冬支援イニシアティブJAPAN」が立ち上げられた。同イニシアティブには、161人の議員から成る議員連盟・有志議員グループをはじめ、経団連、日本財団が参加する。

イニシアティブ関係者らは12月14日、岸田文雄内閣総理大臣の立ち会いのもと、セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使に対し、提供する発電機の目録を手交した。経団連からは久保田政一副会長・事務総長が出席した。

イニシアティブ代表の上川陽子衆議院議員は、「オールジャパンで支援していくことが重要である。発電機はウクライナ正教会のクリスマスにあたる1月7日にあわせ、クリスマスプレゼントとして現地に届けたい。数万世帯の方々が暖をとれるようになる」と語った。これに対し、コルスンスキー大使からは、感謝の意が示された。

【SDGs本部】