月刊　ｋｅｉｄａｎｒｅｎ １９９７年２月号

巻頭言

誠実を支えるディスクローズ

北岡　隆（経団連副会長）

［特集］
新しい企業行動の指針

• 特別寄稿
  「経営倫理」の実践は今や不可欠

  水谷雅一（日本経営倫理学会会長・神奈川大学教授）

• 特集座談会
  新しい時代に理想とされる企業の姿とは
  経団連企業行動憲章の改定にあたって

  豊田章一郎（経団連会長）
  那須　翔（経団連副会長・企業行動委員長／東京電力会長）
  鈴木敏文（企業行動委員会共同委員長／イトーヨーカ堂社長）
  常盤文克（花王社長）
  小野敏夫（企業行動委員会企業行動憲章部会長／日本電気専務取締役）
  

• 21世紀にふさわしい企業行動を求めて経団連企業行動憲章を改定

  和田龍幸（経団連常務理事）

• 新時代のリスクマネジメント
  新企業行動指針に関連して

  中島　茂（中島経営法律事務所弁護士）

• 暴力団、総会屋等からの企業防衛について

  玉造敏夫（警察庁暴力団対策部長）

• グローバル・エコノミー時代の企業倫理

  デビット・スミス（米国経済倫理協議会理事長）

• ドラッカーが斬る現代

  責任の倫理
  「知りながら害をなすな」

• 企業活動の国際化に伴う新しい課題

  黒澤　洋（(社)海外事業活動関連協議会会長／日本興業銀行会長）

• 21世紀に向けた経済界の環境自主行動計画を策定

  辻　義文（経団連環境安全委員長／日産自動車会長）

• 主要先進国の金融行政の動向とわが国への示唆
  経団連金融行政調査ミッションに参加して

  奈良久彌（経団連金融制度委員会企画部会長・経団連金融行政調査ミッション団長／三菱総合研究所会長）

• 21世紀の自然保護に向けて
  国際自然保護連合(IUCN)総会参加とミャンマー・フィリピン視察

  後藤康男（経団連自然保護基金運営協議会会長／安田火災海上保険会長）

• 民間参加、新たな柱に
  APECビジネスフォーラムに参加して

  春名和雄（経団連評議員会副議長／丸紅会長）

• 著作権等に関するWIPO新条約の採択
  今後の検討課題も山積

  亀井正博（富士通　法務・知的財産権本部法務部法務第一部担当課長）

• 国境を超えた規制制度改革の潮流
  規制制度改革東京シンポジウムを終えて

  土田尚子（経団連国際本部　貿易投資グループ）

• WTOシンガポール閣僚会議の成果と今後の課題

  塩澤未奈子（経団連国際本部　貿易投資グループ）

• 外為市場の完全自由化が実現へ
  外為法抜本改正に至るまで

  村川由香（経団連国際本部　経済政策グループ）

シリーズ

• 経団連新入会員紹介

  菱洋エレクトロ株式会社

• 地球発ビジネス事情〔ドイツ〕
  閉店法改正でドイツは変わるか

  高木真一（ソニー・ヨーロッパ　コンシューマー・グループ・プレジデント）

• 21世紀をデッサンする
  憲法に「環境」条文を

  加藤三郎（環境文明研究所所長）

• 豊かの国で
  魅力ある社会へ

  犬養智子（評論家）

• データによるアジア探訪
  発展を続ける「ハイテク島」、台湾
  21世紀へのシナリオ

  林　子傑（経団連国際本部　アジア・大洋州グループ）

• 地球発ビジネス事情〔ベネズエラ〕
  資源に恵まれた国の経済再建

  根岸史修（丸紅ベネズエラ社長）

• 経営者のひととき
  演劇は心の糧

  對馬好次郎（相模鉄道会長）

• 企業人政治フォーラムだより

  公約は実行段階へ

• 美しい地球

  パンガ湾マングローブ林再生プロジェクト（タイ）