月刊　ｋｅｉｄａｎｒｅｎ １９９７年４月号

巻頭言

サロー教授の『資本主義の未来』を読んで

齋藤　裕（経団連評議員会議長）

［特集］
財政投融資制度の縮小・廃止を求める

• 特別寄稿
  財政投融資改革　量的補完から質的補完へ

  井堀利宏（東京大学大学院経済学研究科教授）

• 特集座談会
  財政投融資の抜本改革を

  福原義春（経団連財政制度共同委員長／資生堂社長）
  櫻井孝頴（経団連経済政策共同委員長／第一生命社長）
  奈良久彌（経団連金融制度委員会企画部会長／三菱総合研究所会長）
  池尾和人（慶應義塾大学経済学部教授）
  竹内佐和子（長銀総合研究所主席研究員／フランス国立ポン・ゼ・ショセ工科大学国際経営大学院客員教授）
  磯部朝彦（経団連財政制度委員会企画部会長／日立製作所専務取締役：司会）
  

• 国鉄債務問題からみた財政投融資

  松田昌士（東日本旅客鉄道社長）

• 公的金融・財政投融資システムの改革へ向けて

  橋本　徹（富士銀行会長）

• FILPって何？

  浜　矩子（三菱総合研究所ロンドン駐在員事務所長・主席研究員）

• 官民活動分担のモノサシを使って財投改革を実現せよ

  轉法輪　奏（大阪商船三井船舶会長）

• 真の財投改革への近道

  跡田直澄（大阪大学大学院国際公共政策研究科教授）

• 解説
  財政投融資とは何か
  国民の「味方」の正体

• 経済改革によって変わりつつあるインド
  第12回インド・エンジニアリング・トレード・フェアを訪れて

• 世界銀行グループとの共同プロジェクトの実現を目指して
  第２回経団連・世界銀行年次会合を終えて

  熊谷直彦（経団連副会長・国際協力委員長／三井物産会長）

• コンピュータの‘西暦2000年問題’と企業経営
  高度情報化社会の落とし穴

  高原友生（(社)情報サービス産業協会会長）

• 核融合の実現に向けて
  「国際熱核融合実験炉(ITER)計画推進国民会議」が発足

シリーズ

• 豊かの国で
  香港人の諦念

  枝川公一（ノンフィクション作家）

• ずばり、きらり―広報委員長です
  市場経済への道を歩むミャンマーとの関係強化を

  鳥海　巖　経団連日本ミャンマー経済委員長にきく

• 21世紀をデッサンする
  「老化社会」日本の生き延びる道

  竹内靖雄（成蹊大学経済学部教授）

• 挑戦！ ニュービジネス―大賀新産業・新事業委員長対談
  新しいオフィス環境の提案で、ビジネスチャンスを拓く

  〈ゲスト〉黒田章裕　コクヨ社長

• わが社の企業行動指針
  イトーヨーカ堂

• 経団連新入会員紹介
  アドバンテスト

• 地球発ビジネス事情〔南アフリカ〕
  南アフリカ点描

  江口修司（トヨタ自動車アフリカ部ヨハネスブルグ駐在員）

• 企業人政治フォーラムだより（最終回）
  政治家の本懐とは
  松下政経塾出身議員と語る

• 美しい地球
  パラワン島マングローブ林再生プロジェクト（フィリピン）