月刊　ｋｅｉｄａｎｒｅｎ １９９７年９月号

巻頭言

高度情報化の時代に思うこと　標準化と独自性

那須　翔（経団連副会長）

［特集］
情報化が日本を変える

• 特集座談会
  情報化により豊かさと活力を実現

  北岡　隆（経団連副会長／三菱電機社長）
  椎名武雄（日本アイ・ビー・エム会長）
  月尾嘉男（東京大学工学部教授）
  藤井義弘（経団連情報通信委員長／日立造船会長：司会）
  

• 情報化を梃子に構造改革の推進を
  「情報化の推進に関する提言」の概要

  礒山隆夫（経団連情報通信委員会情報化部会長／東京海上火災保険専務取締役）

• 〈行政情報化の事例〉
  電子化に向けた特許庁の取組み

  特許庁総務課

  電子市役所の導入により住民サービス向上を目指す

  栗原 勝　浜松市長に聞く

• フォードの事業目標を支えるC3Pプロジェクト

  リチャード・リフ（フォードC3Pプロジェクト・オフィス マネージャー）

• 2020年を目指してMSC(マルチメディア・スーパー・コリドー)構想を推進〈マレーシア〉
  企業も政府もクィック・リスポンスが決め手？

  経団連産業本部 情報・新産業グループ

• デジタルビジネスの黎明
  BIAC(OECD産業諮問委員会)の取組み

  エティアン・ゴローグ（BIAC情報・コンピュータ・通信政策委員長）

• インターネット革命が企業経営を変える

  田坂広志（日本総合研究所取締役事業企画部長）

• 経団連提言
  原子力政策をめぐっては長期的視野に立った議論を
  「原子力政策のあり方に関する提言」を発表

  篠崎昭彦（経団連資源・エネルギー対策委員長／住友金属鉱山会長）

  土地の有効利用は魅力ある都市づくりの第一歩
  「土地の有効利用に向けた土地・住宅政策のあり方」を発表

  田中順一郎（経団連国土・住宅政策共同委員長／三井不動産社長）

  『水源税構想』に反対
  「国有林整備に係る費用負担のあり方について」

  立花 宏（経団連常務理事）

  国民のニーズに応える科学技術行政システムの確立に向けて
  「中央省庁再編に対する提言（科学技術関係）」
  ―国民のニーズに応える科学技術行政システムの確立に向けて―

  金井 務（経団連副会長・産業技術委員長／日立製作所社長）

  統計行政組織の再編を行政改革会議に提案する
  「統計庁」の新設と総合調整機能強化を
  「統計行政の抜本改革」

  早崎 博（経団連統計制度委員長／住友信託銀行会長）

• 大幅な税率引き下げが経済活性化の基礎を築いた米国
  米国税制調査ミッション

  牧 康一（経団連米国税制調査ミッション団長／オリックス専務取締役）

• アジアと欧州の経済交流強化を目指して
  ASEMビジネス・コンファレンスに参加

  中村裕一（経団連日本・インドネシア経済委員長／三菱自動車工業会長）

• 第２回企業行動憲章フォーラム
  総会屋対策は経営トップの役割

  那須 翔（経団連副会長・企業行動委員長／東京電力会長）
  中林英二（警察庁暴力団対策第一課長）
  高橋清一（弁護士）
  

• 業績向上のインセンティブとなることを期待
  ストックオプション制度を導入

  梶原健司（オリックス取締役社長室長）

シリーズ

• わが社の企業行動指針
  日本ヒューレット・パッカード

• 経団連新入会員紹介
  協和エクシオ

• 経営者のひととき
  書道と陶芸

  吉村茂夫（南海電気鉄道会長）

• 21世紀をデッサンする
  「市場化」と折り合いをつける
  

  太田 宏（読売新聞論説委員）

• 経団連・世銀グループ人事交流プログラム
  日本の社会で働いて

  ニルス・フォストベット（日本生命保険国際金融部国際融資営業グループ調査役）

• 豊かの国で
  日本酒のすすめ

  太田和彦（デザイナー／エッセイスト）

• 地球発ビジネス事情（米国）
  ネットワーク社会

  久保純一（日本アイ・ビー・エム サンフランシスコ駐在員）

• 美しい地球
  生物多様性の保護

• 企業のルーツ
  シチズン時計