月 刊 Ｋｅｉｄａｎｒｅｎ ２０００年３月号
	今月の表紙 「風景」 斉藤光幸／作 ［指導者のコメント］なかなか大きな絵を描くことができませんでしたが、この作品で初めて全紙に描くことができました。明るい色合いに仕上がりました。 障害を持つ方々のみずみずしい感性あふれる表現活動のひとつに絵画があります。社会福祉法人富岳会（１〜６月号）と日本障害者芸術文化協会（７〜12月号）のご協力を得て、個性豊かで、優しいタッチで描かれた絵画をお届けしています。

巻頭言

21世紀のリーダーを育てる

今村治輔（清水建設会長）

• 対　談 ─ 荒木広報委員長のざっくばらんトーク
  国際社会における日本の進路
  ―対話がつくる相互理解―

  ゲスト：槙原　稔（経団連貿易投資委員長／三菱商事会長）
  聞き手：荒木　浩（経団連広報委員長／東京電力会長）
  

特　集
これからの日本を支える人材の育成

• 座談会
  変革期に求められる人と教育

  茂木友三郎（キッコーマン社長）
  寺西　昇（岩崎通信機社長）
  坂井光男（プリマハム社長）
  大竹美喜（アメリカンファミリー生命保険会社会長）
  浜田　広（司会：経団連人材育成委員長／リコー会長）
  

• 産業競争力強化のための人材育成

  森本昌義（経団連人材育成委員会企画部会長／ソニー専務）

• 大学教育の革新に期待する

  小野田　武（経団連産業技術委員会政策部会大学問題ワーキンググループ主査／三菱化学顧問）

• 大学は変わる・大学を変える

  天野郁夫（東京大学名誉教授・元教育学部長）

• 情報化がもたらす「教育モデル」の変容

  妹尾堅一郎（慶應義塾大学助教授・慶應義塾知的財産センター副所長）

• 社会性と独自性を重視した教育

  加納正康（茗溪学園中学校高等学校教諭）

• インタビュー
  小学校を選択できる
  品川区が通学区域のブロック制を導入

  久保田孝之（品川区教育委員会事務局学校教育部学務課長）

• 21世紀の学校は何をめざすか
  ―個性を育む学びを求めて―

  善元幸夫（荒川区立第四峡田小学校教諭）

• 日・ミャンマー関係改善に向けた新たなステップ

  鳥海　巖（経団連日本ミャンマー経済委員長／丸紅会長）

• 中国・ネパールにおける自然保護活動
  視察団報告

  樋口廣太郎（経団連自然保護基金運営協議会会長／アサヒビール取締役相談役名誉会長）

• 民間活力の活用に向けヘルスケア分野の環境整備を
  経団連 新産業・新事業委員会 企画部会報告書
  「医療・福祉分野の市場創造・拡大へ向けて」

  熊谷　巧（経団連新産業・新事業委員会企画部会
  　　　　　　ヘルスケアビジネスワーキンググループ座長／日興キャピタル常務取締役）

• 個人情報保護の枠組みづくりに向けて
  国民が安心して参加できる情報化社会の基盤

  礒山隆夫（経団連情報通信委員会
  　　　　　　個人情報保護に関する打合せ会座長／東京海上火災保険顧問）

• 電気通信市場発展のための指針
  ―イギリスの政策からの教訓―

  チャック・キャロル（テルネット社業務本部長）

• 震災復興のシンボルプロジェクト
  ―神戸文明博物館群構想―

  石原信雄（(財)阪神・淡路大震災記念協会理事長）

• 駐日大使からメッセージ
  歴史と文化の国―新ミレニアムの時代に

  エウジェン・ディジマレスク（前駐日ルーマニア大使・現ルーマニア外務次官）

• エッセイ「時の調べ」
  赤と黒

  吉岡幸雄（染色家）

• 地球発ビジネス事情
  インドネシアに見る良き時代の日本

  遠藤嘉矩（ユニテックス(ユニチカ現地法人)社長）

• 翔べ！世界へ―奨学生体験者からの寄稿
  語り部から識字教育へ <PDF>

  中村雄祐（東京大学大学院総合文化研究科助教授）

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