月 刊 経済Ｔｒｅｎｄ ２００６年５月号
	今月の表紙 夢村 作 「白花菖蒲」 （アートビリティ登録作品） 障害を持つ方々の個性豊かで、印象深い絵画を厳選してご紹介しています。

巻頭言

公器の本分

森下洋一　（松下電器産業会長）

特集
離陸するＰＦＩ

民間の資金、経営能力、技術的能力を活用した公共事業を推進するためのＰＦＩ法が、昨年8月に改正された。民間の創意工夫が発揮されやすいサービスの提供・運営を主眼とする案件がＰＦＩに含まれる旨明示されるなど、ＰＦＩ事業を推進する環境は前進した。ＰＦＩ事業の本格的発展のために、入札制度のさらなる整備など積み残した課題の検討や関連ガイドラインの見直しに向け、今後の展望を議論する。

座談会

木村義雄　（衆議院議員）
平島　治　（大成建設会長）
光多長温　（鳥取大学地域学部教授）
美原　融　（三井物産戦略研究所プロジェクト・エンジニアリング室長）
立花　宏　（司会：日本経団連専務理事）

ＰＦＩガイドライン改訂要望について
〜ＰＦＩ法改正を踏まえて

小倉勝彦　（大成建設常務）

ＰＦＩの推進に向けた環境整備
〜ＰＦＩ法改正を踏まえて

茂木敏充　（衆議院議員）

ＰＦＩの実践例 −効果と課題−

都市再開発型ＰＦＩ事業
〜中央合同庁舎第７号館整備等事業

羽矢　惇　（新日本製鐵副社長エンジニアリング事業本部長）

病院ＰＦＩ事業
〜高知医療センターでの導入

瀬戸山元一　（高知医療センター前病院長）

ゆとりある生活を実現する環境づくりとＰＦＩ
〜市川七中行徳ふれあい施設

千葉光行　（千葉県市川市長）

ＰＦＩ方式の新しい刑務所
〜美祢社会復帰促進センター（仮称）

太田幸充　（社会復帰サポート美祢株式会社常務取締役）

ＰＦＩ発展の足枷を外せ
〜ＰＦＩの展望と今後の課題

山下公輔　（ＰｗＣアドバイザリー　シニアアドバイザー）

金融の上手な利用で事業の安定的継続を

岡　靖弘　（みずほコーポレート銀行プロジェクトファイナンス営業第二部ＰＦＩチーム次長）

英国ＰＦＩ最新動向

熊谷弘志　（ＰＦＩ／ＰＰＰコンサルタント）

〈 提言 〉
観光立国基本法の制定に向けて
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2006/008.html

江頭邦雄　（味の素会長）

〈 報告書 〉
企業価値の最大化に向けた経営戦略
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2006/010/index.html

井口武雄　（三井住友海上火災保険会長）

経済発展に向けて高い潜在力を有するベトナム

奥田　碩　（日本経団連会長）

生活を支える食品産業に光を
〜産業問題委員会に食の産業部会を設立

西野伊史　（アサヒビール常務取締役）

産業廃棄物最終処分量2010年度目標を3年連続で前倒し達成
〜環境自主行動計画〔廃棄物対策編〕調査結果

小倉康嗣　（ＪＦＥホールディングス理事環境部長（当時））

より大きな社会的成果を実現する活動を目指して
〜第15回経団連ゲストハウス社会貢献フォーラム報告

嶋田実名子　（花王コーポレートコミュニケーション部門社会貢献部長）

● ＣＳＲ―わが社の取り組み
タケダイズムに息づくＣＳＲ <PDF>

吉田豊次　（武田薬品工業取締役コーポレート・コミュニケーション部長）

● あの時、あの言葉
芯が振れない

松尾博人　（クラレ会長）

● 経営者のひととき
私の西部劇

中垣喜彦　（電源開発社長）

● エッセイ「時の調べ」
『である』なのである

中島みゆき　（シンガーソングライター）

● NEW FACE
アストラゼネカ
エイブル
首都高速道路
パスコ
ミクニ

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