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経済Trend
2006年12月号

今月の表紙
原田正則 作 「なんてん」
(ふれあいアートステーション・ぎふ提供)
障害を持つ方々の個性豊かで、印象深い作品を厳選してご紹介しています。


巻頭言

新たな時代のエネルギー政策

柴田昌治 (日本ガイシ会長)

特集
グローバルパートナーとしての日欧

現在の日欧関係は、「協調と連携」を基調に非常に良好な状態にある。1990年代までの「摩擦と対立」の時代に比べると隔世の感がある。日本経団連は、東方への拡大により国際社会における存在感を一段と高めているEUとの関係を強化していくために、先般、御手洗会長を団長とするミッションを派遣した。ミッションを通じて明らかになったこと、今後の日欧関係のあり方等を議論した。
座談会
米倉弘昌 (住友化学社長)
三木繁光 (三菱東京UFJ銀行会長)
岡村 正 (東芝会長)
須網隆夫 (早稲田大学大学院法務研究科教授)
中村芳夫 (司会:日本経団連事務総長)

訪欧ミッションを終えて
グローバルな課題の解決に向けた協調と連携を確認
御手洗冨士夫 (日本経団連会長)

アジア・欧州関係の将来を考える
〜第10回アジア欧州ビジネスフォーラムに参加して
不破久温 (東芝執行役常務)

欧州から見た日本
ヒュー・リチャードソン (駐日欧州委員会代表部大使)

「忍耐」という美徳について
ディルク・オットー (EUビジネスマン日本研修プログラム(ETP)研修生)

欧州の拡大と深化
〜市場の変化に対応していく企業
徳増安則 (在欧日系ビジネス協議会(JBCE)会長/島津ヨーロッパ社長)

欧州における環境規制と資源循環型社会の実現に向けて
佐々木 元 (日本電気会長)

単一通貨ユーロとアジアの通貨体制
浅見唯弘 (国際通貨研究所顧問/BIAC経済政策委員会副委員長)

欧州統合の制度化の現状
中村民雄 (東京大学社会科学研究所教授)

特集
宇宙開発利用の新しいステージ
〜国民の安全・安心と生活向上のために

対談
欧米、中国、インド等諸外国では宇宙開発利用を重要な国家戦略と位置づけ、推進している。わが国も単なる研究開発から脱却し、宇宙開発の有効利用、産業化を幅広く展開していかなければならない。
折しも今後のわが国の宇宙開発利用の柱となる「宇宙基本法(案)」が近々国会に上程される。同基本法を中心となってとりまとめた河村衆議院議員に谷口宇宙開発利用推進委員長が、今後のわが国の宇宙開発利用の展望につき聞いた。
河村建夫 (衆議院議員/自由民主党政務調査会会長代理)
谷口一郎 (三菱電機相談役)

動き始めたH−IIAロケット民営化への今後の対応
佃 和夫 (三菱重工業社長)

衛星利用の現状と将来の可能性
松浦晋也 (ノンフィクション作家)

宇宙開発プロジェクトが社会、経済に果たしてきた役割
岩田 勉 (宇宙航空研究開発機構広報部参事)

〈 提言 〉
経済連携協定の「拡大」と「深化」を求める
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2006/072/index.html
米倉弘昌 (住友化学社長)
大橋洋治 (全日本空輸会長)

中国企業連合会との交流の足跡
〜第11回日中産業シンポジウムを開催して
立石信雄 (オムロン相談役)

外国人材の受け入れを通じた活力ある社会の構築に向けて
島上清明 (東芝常任顧問)

● 経営者のひととき
思い出す少年時代
新美春之 (昭和シェル石油会長)

● 翔べ!世界へ―奨学生体験記
英国への旅は続く <PDF>
吉野由利 (一橋大学法学研究科専任講師)

● エッセイ「時の調べ」
日本人のホスピタリティ
平松宏之 (ひらまつ社長/レストランひらまつ総料理長)

● NEW FACE
イー・エフ・アイ

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