[経団連] [意見書] [目次]
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電力
[電気事業連合会]
温暖化対策
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目標
- 原子力開発の推進等により、2010年度に、電力業界全体のCO2排出原単位を1990年度実績から20%程度低減するよう努力。(1997年度実績 13%減)
これにより、1990年度比、2010年度には発電電力量は約1.5倍の伸びが予想されるがCO2総排出量は1.2倍程度の伸びに抑えられる。
- CO2以外の温室効果ガスの排出を極力抑制するよう努める。
対策
- 原子力の導入を中心としたエネルギーのベストミックスを推進。
- 自然エネルギーの開発・普及。
- 発電効率の向上や送配電ロスの低減など電力設備の効率向上。
- 電気使用面における省エネルギー、負荷平準化の推進。
- 排出権取引、共同実施、CDM(クリーン開発メカニズム)の柔軟性措置への取り組み。
- CO2回収、処分、固定有効利用技術の開発。
- CO2以外の温室効果ガス抑制への取り組み。
廃棄物対策
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目標
- 2010年度における電気事業全体の石炭灰の再資源化量を約500万トン(再資源化率 70%)に拡大するよう努める。(1997年度実績 58%)
対策
- 石炭灰のセメント原料、コンクリート混和材としての利用の拡大等に取り組む。
- リサイクル製品等の利用拡大。
環境マネジメント
- ISO14000シリーズの趣旨を踏まえた取り組みについて、前向きに対応する。
海外事業活動における環境保全
- 今後とも、海外事業を展開する場合には、環境に十分配慮していく。
- 発展途上国を対象とした海外研修生の受け入れ、専門の技術者の派遣、技術指導などを推進していく。
備考
- 循環型経済社会の趣旨からも、原子燃料サイクルの確立に努める。
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