石油

目標
2010年度の1990年度比、省エネルギー目標は、

• 製油所での補正エネルギー原単位を10%削減。さらに年率1%削減の可能性を検討する。（1997年度実績 8%削減）
• 陸上輸送、海上輸送ともに、燃料使用量を9%削減。（1997年度実績 8.5%減）
• コージェネレーションの普及により石油消費量を100万kl/年削減。（1997年度実績約 39万kl/年削減）

対策
【製油所の省エネルギー】

• 高度省エネ管理。
• スチーム削減。
• 廃熱回収。
• 新技術の開発・導入、その他。

• ローリーの大型化、燃費効率改善、積載率アップ、低燃費ローリー導入等、陸上輸送の効率化。
• 輸送量の減少、船型の大型化、輸送距離の短縮等、海上輸送の効率化。

• 石油コージェネレーションシステムの普及。
• 民生用灯油機器の地域密着型普及活動。

目標

• 2010年度には、製油所の廃棄物最終処分量を1990年度比40%削減。(削減量年間4万トン）（1997年度実績 42%削減）

対策

• 製油所では、中間処理による減量化、自所内での再利用化等の推進とともに、建設廃材の分別と再資源化、汚泥の乾燥化による更なる減量化について検討を行う。
• 給油所における、廃油・廃容器類の適正処理・処分については、パンフレットを配布するなど指導・助言を行なう。

• 石油各社は製油所・油槽所等でISO14001の認証取得及び同等の環境管理システムの構築を図っている。日本全国の製油所44ヶ所のうち、2000年までに38ヶ所が構築する予定。

• 1981年から96年までの間に、海外から7000名の研修生を受け入れ、2000名の専門家を現地に派遣した。
• 発展途上国での環境調和型の石油精製技術の開発を共同で実施している。
• 今後も世界有数の技術水準にあるわが国石油業界の省エネルギー技術等の海外移転に積極的に取り組む。

• 海洋環境保全対策
• 広報活動の推進