[経団連] [意見書] [目次]
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化学
[日本化学工業協会]
温暖化対策
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目標
- 2010年度には、エネルギー原単位を、1990年度の90%にするよう努力。(1997年度実績 96%)
- CO2以外の温室効果ガスの排出を極力抑制するよう努める。
対策
- 機器の性能改善、高効率設備の設置などによる設備・機器効率の改善。
- プロセスの合理化、製法の転換等によるよるプロセス改造。
- 排出温冷熱利用等によるエネルギーの回収。
- CO2以外の温室効果ガス抑制への取り組み(製造プラントのクローズド化などによる漏洩防止、回収、再利用の推進。ユーザー業界における使用量低減、排出削減、脱フロン化の推進)。
廃棄物対策
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目標
- 2010年には、産業廃棄物の外部委託最終埋立処分量を1990年比、40%削減。(1997年度実績 23%削減)
- 2010年における産業廃棄物のリサイクルを1990年比、15%向上させる。(1997年度実績 2%増)
対策
- レスポンシブル・ケアにより関係指針を作成するとともに、日本レスポンシブル・ケア推進協議会を発足させ、各企業の環境対策組織整備、実施計画の策定、内部監査、報告書の作成などを進めている。
環境マネジメント
- レスポンシブル・ケアの推進を通して、各企業が自主管理を着実に実施。
海外事業活動における環境保全
- 海外での事業展開に際し、省エネルギー・環境保全技術(新プロセスの導入、省エネルギープロセスへの改造、高効率機器の導入等)を移転するとともに、発展途上国におけるCO2排出抑制対策にも貢献する。
- 環境保全に対する企業方針や目標の設定。
備考
- 化学産業が保有する独自の触媒技術、バイオ技術、油化技術、ガス化技術等を有効に活用し、省エネルギー型、環境調和型のプロセス技術の開発に努める。
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