[経団連] [意見書] [目次]
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製紙
[日本製紙連合会]
温暖化対策
- 目標
- 2010年までに製品あたり購入エネルギー原単位を1990年比10%削減することを目指す。(1997年実績 6.4%減)
- 国内外における植林事業の推進に努め、2010年までに所有又は管理する植林地を55万haに拡大することを目指す。(1997年実績35万ha)
対策
- 熱損失の防止と廃熱の回収利用。
- ポンプ、ファンアジテーターなどの省電力。
- 省エネルギー型生産設備。
- 燃焼合理化と代替エネルギー利用等(高効率回収ボイラー)。
- 原料・薬品対策など。
廃棄物対策
- 目標
- 2000年までに古紙利用率56%を達成。(1997年実績 54.0%)
- 2010年までに産業廃棄物の製品あたり最終処分量(原単位)を、1990年比60%削減。(1997年実績 54%減)
対策
- 再生紙の品種拡大に努める。
- 古紙利用製品、古紙利用技術の研究・開発を進める。
- 業際間連携を進めリサイクルを拡大する。
- 新規用途開発のための研究・調査を進める。
環境マネジメント
- 現在、2工場でISO14000認証取得、57工場で同規格に準じた環境管理・監査体制が導入されており、今後66工場でISO14000認証に基づく環境管理・監査体制の導入が予定・計画されている。
海外事業活動における環境保全
- 海外事業展開に当たっては経団連地球環境憲章に盛り込まれた「海外事業展開における10の環境配慮事項」を遵守、環境配慮に一段と積極的に取り組む。
備考
- 森林資源の保全に努め、「育てる原料」へのシフトを推進する。
- 微量化学物質による環境リスクへの対応。
- 地域社会の環境保護運動に協力。
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