[経団連] [意見書] [目次]
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自動車
[日本自動車工業会]
温暖化対策
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目標
- 製造工程のエネルギー消費により排出するCO2について、2010年度の排出量を1990年度より10%低減する。(1997年度実績 7.6%減)
- 2000年以降の新型車に冷媒(HFC134a)使用量を1995年度比で概ね10%低減したカーエアコンを順次採用する。
- 関係業界と協力し、使用済車からカーエアコン旧冷媒(CFC12)を回収し破壊するシステムの運用を行う。
- 自動車単体の燃費向上については、政府で新たなエネルギー消費効率向上目標の審議されていることから、その結論を尊重しつつ、今後、見直しを行う。
対策
- 各種省エネ対策の充実、運用・管理技術の高度化、素材の軽量化・効率化(製造工程)。
- 自動車燃費効率の向上。
- クリーンエネルギー自動車の普及。
- 省エネ運転などについての啓発活動。
- HFC134aの使用合理化。
- CFC12の回収・破壊。
- 共同実施活動への参加。
廃棄物対策
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目標
- 2000年度の自動車製造工程から発生する廃棄物処分量を11.4万トン(95年度の約80%レベル)以下にする。(1997年度実績 82%)
- 2002年以降の新型車のリサイクル可能率90%を目標に技術開発を進める。
対策
- 使用済車処理過程で発生するシュレッダーダストの減容化と有効利用技術の開発。
- 使用済車の分解技術開発と情報提供。
- 鉛使用量を2000年末までに半減、2005年末までに1/3に削減する。
環境マネジメント
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海外事業活動における環境保全
- これまで蓄積してきた技術や経験を生かし、国際的な連携により環境保全に努める。
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