[経団連] [意見書] [目次]
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鉱業
[日本鉱業協会]
温暖化対策
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目標
- 非鉄金属(銅、亜鉛、鉛、ニッケル)について、2010年にはエネルギー原単位1990年比、12%減少を目指す。(1997年度実績 12%減)
- フェロニッケルについて、同様に原単位の5%削減を目指す。(1997年度実績 7%増)
対策
- 自溶炉、溶鉱炉、キルン等の操業条件改善による燃料の削減。
- ニッケル化成品プロセスの変更による燃料、電力の削減。
- 操業管理の強化等による電力の削減。
- 硫酸工場の未利用廃熱回収。
廃棄物対策
- 目標
- 非鉄製錬所から出るスラグ、湿式製錬残さのリサイクル比率を、2010年度には99%に。(1997年度実績 92%)
- 非鉄製錬所からのスラグ等の最終処分量を、2010年度には1995年度比、83%削減。(1997年度実績 45%)
- 休廃止鉱山坑廃水処理澱物を、2010年度には1986年度比、90%減容化。(1997年度実績 79%)
対策
- 工程改善によるスラグ品質の向上、セメント工場向けの拡販等。
- 工程改善によるスラグ発生量の削減、セメント用鉄源としての用途開発等。
- 休廃止鉱山坑廃水処理澱物の発生源対策(排水量の削減、水質の改善)、澱物の濃縮、中和剤の改善。
- 非鉄金属含有廃棄物の効率的なリサイクル技術の開発。
環境マネジメント
- 事業規模等、加盟各社の実情を踏まえつつ、自主的環境管理体制の整備充実を図り、当業界の環境管理レベルの向上に努めている。
海外事業活動における環境保全
- 進出先国における環境保全に係わる法制度の遵守、自然・社会環境への留意、提携先等関係者との協議、環境管理体制の整備等により万全を期している。
- 国内で蓄積された環境管理に関する技術・ノウハウの提供、移転、定着を推進している。
備考
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