[経団連] [意見書] [目次]
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石炭
[石炭エネルギーセンター]
温暖化対策
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目標
- 石炭採掘過程で発生するメタンガスの回収量を2010年には、1997年度比25%引き上げる。
- 2010年までに1990年度比で、使用電力量を66%削減(1997年度実績 57%減)、使用原単位を18%削減。(同 4%減)。木材使用量を83%削減(同 76%減)、使用原単位を69%削減(同 37%減)。
対策
- メタンガスの大気中への放出を抑制し、回収したメタンガスは資源として発電等に有効利用。
- 規模縮小、採掘機械の改良、技術開発等による使用電力量削減。
- 木材支保の鉄化等採掘方法の改善、コンクリート施工坑道の範囲拡大等による木材使用量削減。
廃棄物対策
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目標
- ボタの再利用率を、95年の19%から2010年には24.4%に向上させる。
- 石炭灰の再利用率を、同様に72.7%から、83.3%に向上させる。
対策
- 土地造成、路盤材、セメントの混和材としてボタを再利用する。
- 製品炭規格外炭(低カロリー炭)を、自家発電所のエネルギー源として活用する。
- 坑内採掘跡への充填材、路盤材等として石炭灰を再利用する。
海外事業活動における環境保全
- アジア太平洋地域での技術交流、技術協力を積極的に推進。
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