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第1回経団連環境自主行動計画フォローアップ結果

個別業界のフォローアップ

石油連盟



目標:
2010年度の1990年度比、省エネルギー目標は以下の通り。
[製造・流通段階]
  • 製油所は補正エネルギー原単位を10%削減。
  • 陸上輸送、海上輸送ともに燃料使用量を9%削減。
[消費部門]
  • コージェネレーションの普及により石油消費量を100万kl/年削減。

補正エネルギー原単位指数(製油所) 燃料消費量(陸上輸送・海上輸送)

製油所の補正エネルギー原単位指数は1990年度を1とすると、1997年度の実績値は0.92、2010年度の目標値は0.90である。陸上輸送、海上輸送を合わせた燃料使用量の実績値は1990年度で153万kl、1997年度で140万klであり、1990年度比8.5%減である。2010年度の目標値は1990年度比9%減である(139万kl)。これら目標達成のための主な取り組みとして、次のものが挙げられている。

CO2以外の温室効果ガス抑制への取り組みとして、HFCについては空調機器のリプレースに際しての購入配慮、SF6については受電設備の遮断機等の開放点検時におけるガス回収を行っている。


注.
補正エネルギー原単位について:石油精製は、原油性状と製品需要構成によって、脱硫装置、分解装置の稼働率が異なる。エネルギー原単位を比較するためにはそれらを同一条件に補正する必要があり、その補正を行った原単位を補正エネルギー原単位という。
なお、今回のフォローアップには石油連盟加入の全企業が参加している。

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