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第1回経団連環境自主行動計画フォローアップ結果

個別業界のフォローアップ

精糖工業会



目標:
2010年のCO2排出量を49.1万トン(約13.4万t-C)とする。

CO2排出量

参考データ
CO2排出原単位指数

CO2排出量の実績値は1990年度で16.0万t-C、1997年度で13.8万t-Cであり、2005年度の見通しは13.6万t-Cである。2010年度の目標値は13.4万t-Cであり、1990年度比で16%減である。目標達成のための主な取り組みとして、燃料転換、自己蒸気再圧縮式濃縮缶の設置、攪拌機付真空結晶缶の設置、真空結晶缶自動煎糖方式の導入、コージェネレーション設備の導入、スチームアキュムレータの導入、インバータ方式によるモーター類の回転数制御、ボイラー排熱回収、コンプレッサーのターボ化、省エネ型変圧器への変換、吸収式空調機の設置、真空遮断機器の導入、蒸気配管の保温が挙げられている。

自主行動計画を実施しない場合、2010年度の排出量は14.6万t-Cであり、1990年度比9%減となる。

また、CO2排出原単位指数は1990年度を1とすると、1997年度の実績値は0.96である。


注.
本業界の主たる製品は砂糖である。今回のフォローアップに参加した企業の割合は90.5%(19社/21社)であり、業界で消費されるエネルギーのカバー率は99%である。

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