1.設立の経緯
経団連では、86年、89年の2回に渡って欧米に社会貢献調査ミッションを派遣し、米国に1%クラブや3%クラブなど、いわゆる「パーセントクラブ」があることを学びました。まず89年11月に個人会員を対象とする1%クラブの設立を呼びかけ、翌90年11月には176社の法人会員を含む「1%クラブ」が正式に設立されました。
会員数:法人会員 234社、個人会員 854名(2012年4月現在)
2.運営組織
世話人会と事務局で構成しています
- (1)世話人会 (19人)
- 会長(代表世話人)
- 佐藤正敏 損害保険ジャパン会長
- 幹事
- 中村芳夫 経団連副会長事務総長
- (2)1%クラブ事務局
経団連 政治社会本部内
3.活動目的
- (1)経常利益の1%以上(法人会員)、可処分所得の1%以上(個人会員)を目安に社会貢献活動のために拠出することに努める企業および個人を支援する。
- (2)広く国民各層において、寄付やボランティア活動が活発化するよう機運を醸成する。
- (3)コーディネーターとして市民活動団体をはじめとするNPO(民間非営利組織)と企業、個人を結びつけ、社会のニーズに合った社会貢献活動を推進する。
4.活動内容
- (1)会員への社会貢献活動に関する情報の提供
- 「1%クラブニュースインフォメーション」のFAX配信(毎月)
寄付対象団体リスト登録団体等からの協力・支援依頼&イベント案内、企業の社会貢献活動の情報を1%クラブ法人会員に配信しています。
- 「寄付対象団体リスト」の発行
寄付先やボランティア活動の受入先として、市民活動団体をはじめとする各種団体を会員の参考までに紹介するために作成しているリストです。
- 「1%クラブニュース」の発行(発行部数約2,700部)〔最終号:No.66 2004 秋〕
1%クラブの活動内容、企業や個人の社会貢献活動などについて会員にご紹介するとともに、寄付対象団体の活動紹介などの記事を掲載しています。
- (2)社会貢献活動に資する団体等への寄付の奨励
- (3)年末チャリティ・フェスティバルや会員相互の情報交換の場の提供
- (4)社会貢献活動に関するコンサルティング
- (5)1%クラブ法人会員に対する社会貢献活動実績調査の実施
「2010年度社会貢献活動実績調査結果」
- (6)国内外の緊急救援活動に関する情報の収集と提供
5.主な行事・活動事例のご紹介
- (1)1%クラブ会員交流会・チャリティフェスティバル
講演会や映画上映会など、社会貢献活動に関する情報提供を行うとともに、会員相互の情報交換の場を提供しています。また、年末に開催しているチャリティ・フェスティバルでは、会員企業からご提供いただいた物品でバザーを実施し、その売上を寄付しています。
- (2)1%クラブカレッジ
企業に勤める人々が社会の課題について学び、自ら考え、行動するきっかけを提供する場として、2003年度に「1%クラブカレッジ」を開設。2003年度は「社会を変革する10のNPO」をテーマに、社会福祉、環境、教育、多文化共生などの課題について、10のNPOの活動を通して理解を深めました。2004年度は、「多文化共生コース」として、定住外国人が置かれている現状を学び、企業、行政、NPOにおける取り組みを紹介するシリーズ講座を実施しました。
2005年度は、企業に勤める人々や学生が、(1)企業の社会的責任(CSR)や社会貢献、(2)NPOの活動を通じて社会の課題への理解を深め、自らの仕事や生活に活かしていくきっかけとなることを目指して、「CSR講座〜私と組織と市民社会」をテーマに5回の講座を実施しました。
- (3)1%クラブシンポジウム
1%クラブの活動と企業の社会貢献活動を理解していただくため、全国各地で開催しています。これまで、東京、大阪、名古屋、福岡、仙台、広島で開催しました。
6.1%クラブ事務局連絡先
- (社)日本経済団体連合会 政治社会本部内
-
電話:03−6741−0154
FAX:03−6741−0352