[日本経団連] [企業人政治フォーラム]
1. 小泉内閣を支持する理由
- (1) かわりの人がいないから
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他に代わる政治のリーダーがいないから
他の誰よりも人格、政策等が良いから
彼しかいない
- (2) 今、総理・内閣が変わるべきでないから
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改革は急を要し他を探す余裕がない
可及的速やかに政治課題を処理しなくてはならないから
- (3) 小泉総理に期待できるから
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政治姿勢とリーダーシップに期待
長期的に結果がでると思うから
難渋しながらも改革する姿勢をもっているから
- (4) その他
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ITER(国際熱核融合実験炉)誘致を決めたから
2. 小泉内閣を支持しない理由
(1) 改革が進まないから
(2) 政治を変えようという姿勢が弱いから
(3) 内閣が、既得権益の壁を破るだけの陣容になっていないから
(4) 責任逃れのような発言が見られたから
(5) 景気対策が不足しているから
3. 構造改革の進捗状況評価
- (1) 改革は進んでいるが、成果はこれから
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確実に進んでいるが1〜2年では結果はでない(我々が根気強く支持すべき)
まだ見極められない(成果が出るには時間がかかる)
これから初志を貫徹できるかが勝負
- (2) 実際に実行に移せるかが課題
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公団民営化等の着想は良いが、実行段階になると妥協しすぎ
構造改革気運が高まっているものの実現性に乏しい
腰砕け的である
スローガンが先行
方向づけはあるが実践が不明
4. 構造改革推進のための課題
- (1) 改革への支持が重要
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国民が小泉内閣をバックアップすること
国民一人一人が自覚をもって主体的に行動すること
経済界が改革を支持すること
マスコミが改革を支持すること
- (2) 国民の意識改革が必要
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政治に対する国民の意識変革が必要(政策で政党を選択)
義務教育における公民教育の充実が必要
- (3) 政治システムの改革が必要
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政治の政策能力強化が必要(実現性ある政策を立案できるレベルに)
権力の二重構造をなくすべき
総理の任期を長期化(4年)すべき
首相公選制を導入すべき
民間人材の官庁への登用を促進すべき
審議会等での一部有識者の偏重を改めるべき
国会議員定数を削減すべき(両院議員数の50%削減)
選挙制度改革(一票の格差是正、新人が出馬しやすい制度へ)
- (4) その他
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政権交代が必要
日本経団連がリーダーシップを発揮すべき
マスコミは「前向きな批判」を行なうべき
以 上
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