日本経団連の企業人政治フォーラム(Business people Political Forum: BPF)は、6月11日〜30日にかけて、BPF会員(主として日本経団連会員企業の役員・管理職)を対象に、構造改革の課題等についての世論調査を実施した。
小泉内閣を「支持する」とした人は、前回調査(昨年7月)時の86%は下回ったものの、77%と依然として高水準を維持。「支持しない(18%)」を大きく上回った。
支持の理由としては、「小泉総理のリーダーシップに期待」が51%と最も多く、「政治が変わりそうだから」が27%で続いた。
逆に支持しない理由としては、「政治が旧態依然としているから(34%)」、「指導力がない(29%)」が多かった。
支持政党を聞いたところ、1位が自民党の59%で、民主党(7%)、自由党(6%)を大きく引き離した。
政策面で「聖域無き構造改革」の必要性を聞いたところ、95%が「必要」と応えた。「聖域無き構造改革」の進捗状況については、56%が「ある程度成果が上がっている」としたが、「全く上がっていない」とする意見も、29%見られた。
「聖域無き構造改革」実現に必要なものとしては、「自民党・与党の改革」が最も多く(33%)、続いて「小泉総理のリーダーシップ(28%)」、「政策決定システムの改革(25%)」だった。
00/6(森内閣) | 01/7(小泉内閣) | 02/6(小泉内閣) | |
支持する | 30% | 86% | 77% |
支持しない | 40% | 1% | 18% |
わからない | 31% | 14% | 5% |