(日銀短観によると)景気が確実に回復に向かいつつあることが、経営者の景況認識にはっきりとあらわれた。
今が正念場であり、財政・金融政策によるもう一段の景気の下支えが必要である。
景気回復を図る上での懸念は、予期しない急激な円高の進行と、長期金利上昇である。これ以上円高が進行しないよう、経済政策と金融政策の整合性を保ってやっていただきたい。
考えられない人災である。原因と責任を厳しく追及した上で、今後、十分な安全対策を講じる必要があるが、地球環境保全の観点からも、原子力利用は推進していく必要がある。