今回、前期比でマイナス1.4%という数値が出たが、予想した範囲内である。公共投資を除いて、前年同期比では伸びている。次の1-3月期で取り戻して、平成11年度を通して、政府見通しの0.6%に近い成長になると思う。
銀行が4つ程度のグループに集約されることになることは、大変結構なことだ。各行には、規模のメリットを活用することにとどまらず、新しい商品・システムを生み出し、名実ともに競争力を持つ銀行に生まれ変わっていただきたい。
東南アジア・ミッション(3月19日〜3月26日、タイ、インドネシア、シンガポール、マレーシアを訪問予定)では、(1)円の国際化と(2)各国通貨の安定について意見交換したい。