関西会員懇談会後の記者会見における奥田会長発言要旨

2005年11月17日
(社)日本経済団体連合会

【2008年サミットの関西への誘致について】

2008年サミットの関西誘致を応援したい。サミットの開催については、会議会場だけでなく多くの出席者の宿泊先等も確保する必要があるので、京都と大阪が協力することも必要だと思う。

【談合問題について】

成田空港の設備工事をめぐる談合問題は遺憾である。改正独禁法では2年以内に制裁のあり方などについて検討することになっており、その結果も受けて、談合もなくなっていくのではないかと思う。

【政府系金融機関の統廃合問題について】

経団連では政策金融機能のあり方について考え方を示したが、組織のあり方については、経済財政諮問会議などでもまだ結論は出ておらず、検討の段階にある。

【TOBについて】

日本でも米国でも、友好的なTOBの方が敵対的TOBより望ましい。

【近隣諸国との関係について】

APEC首脳会合などの機会をとらえ、まずは首脳会談が実現することを期待する。

以上

日本語のホームページ