記者会見における御手洗会長発言要旨

2009年9月14日
(社)日本経済団体連合会

【新内閣要望について】

政権交代という新しい環境にあっても、必要な政策を提言し、実現していくのが経団連の役割である。政策的スタンスは基本的に変わらない。
本日発表した「新内閣に望む」では、国民生活の安定・向上という視点をベースに、民主党政権に対する要望事項をまとめた。当面の政策運営においては、経済危機から確実に脱却することを最優先すべきと述べるとともに、社会保障制度改革や企業の国際競争力向上、さらには地方分権・道州制導入などに、国を挙げて取り組むことを求めている。
民主党には、責任政党として、国民の負託にしっかりと応えてほしい。国民各層の声に広く耳を傾け、国民生活や経済活動の実態を充分踏まえながら、具体的な取り組みを行ってほしい。

【日中経済協会訪中代表団(9/6〜9/9)について】

温家宝総理との会見では、私から日中間の環境協力の強化、経団連と国務院幹部との定期交流、温家宝総理の訪日について申し入れを行い、いずれに対してもご理解をいただいた。
温家宝総理より、日中関係をさらに発展させるという中国政府の方針に変わりなく、鳩山次期総理と早期に会談したいとのメッセージを託され、帰国後、お伝えした。

以上

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