経済くりっぷ No.18 (2003年4月8日)

日本経団連新ビジョンのポイント(4)


1月1日に公表した新ビジョン「活力と魅力溢れる日本をめざして」を広くご理解いただくため、
そのポイントを紹介いたします。


「最期の迎え方」も選べる

日本尊厳死協会のリビング・ウイル「尊厳死の宣言書」
  1. 私の傷病が、現在の医学では不治の状態であり、既に死期が迫っていると判断された場合には、徒に死期を引き延ばすための延命措置は一切おことわりいたします。
  2. 但しこの場合、私の苦痛を和らげる措置は最大限に実施して下さい。そのため、たとえば麻薬などの副作用で死ぬ時期が早まったとしても、一向にかまいません。
  3. 私が数ヶ月以上に渉って、いわゆる植物状態に陥った時は、一切の生命維持装置をとりやめて下さい。

なお、安楽死は、助かる見込みのない患者の要請にこたえて、医師が医療行為により死期を早めることであり、尊厳死とは異なります。
《担当:社会本部》

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