景気は予断を許さず
― 第24回経済動向に関するアンケート調査結果


経団連経済調査委員会が主要会員企業を対象として、5月下旬に実施した「第24回経済動向に関するアンケート調査結果」によれば、景気認識については、「先行き予断を許さず、失速の惧れがある」との回答が 76.5%と多く、「緩やかな回復が続く」との回答は 22.8%であった。

95年度の成長率見通しの平均は、1.5%となった。

わが国経済の実力からみた適正な円レートについては、95年1月に実施した調査では、「110〜120円未満」との回答が5割強を占めていたが、今回調査では、「1ドル= 100〜110円未満」との回答が4割と多かった。

輸出採算レートについては、「100〜110円未満」との回答が5割を占めた。

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景気の先行き

適正な円レート


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