アジア太平洋の結びつきは多様に深く

アジア太平洋に広がる国際的な地域協力の枠組み


アジア太平洋地域では、ASEANとAPECを中心に、域内の貿易・投資の自由化と安全保障確保のための地域協力に向けて、国際的な枠組みが形成されつつある。(参照14頁

【ASEAN】

政治、外交、経済に関する協議機構。67年8月、タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポールの5カ国で設立。84年1月、ブルネイ加盟。95年7月、ベトナム加盟。

【ASEAN拡大外相会議】

外交に関する協議機構。ASEAN外相会議の後に開催。76年以降恒例化。

【ASEAN地域フォーラム(ARF)】

政治、安全保障問題に関する協議機構。94年7月、第1回開催。

【APEC】

アジア太平洋地域における経済協力。89年11月、15カ国・地域により第1回閣僚会議開催。93年11月、メキシコ、パプア・ニューギニア参加。94年11月、チリ参加。

【PECC】

アジア太平洋地域における官・財・学の各界メンバーにより構成される地域経済協力組織。80年9月設立。

【南太平洋フォーラム】

南太平洋諸国の政治、外交に関する協議機関。71年に第1回会議を開催。オーストラリア、ニュージーランド、バヌアツ、キリバス、ソロモン諸島、ツバル、トンガ、ナウル、西サモア、パプアニューギニア、フィジー、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦(13カ国)$クック諸島、ニウエ(2地域)

【太平洋島嶼国・地域】

バヌアツ、キリバス、ソロモン諸島、ツバル、トンガ、ナウル、西サモア、パプア・ニューギニア、フィジー、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦(11カ国)、クック諸島、ニウエ(2地域)


日本語のホームページへ