阪神・淡路復興シンポジウム・アピール/1月23日
社団法人 経済団体連合会 神 戸 商 工 会 議 所 社団法人 関西経済連合会
|
このような認識に立って、被災地の復興と今後の災害対策のあり方などを討議するため、本日、阪神・淡路復興シンポジウムを開催した。この中での討議を通じ、下記の点について参加者のコンセンサスが得られた。
再建支援・人材育成および新たな事業展開などを具体的に支援するとともに、中心市街地活性化事業などまちづくりと適切に連携した施策を実施する。
今春の明石海峡大橋開通を契機にして、阪神・淡路地域の魅力を名所づくりなどでPRするとともに、新たな観光資源の開発・集客施設の整備を支援する。
国および地方自治体、経済界は一体となって、被災地の産業復興の牽引力として期待されるさまざまな復興プロジェクトを強力に推進する。
災害対策に配慮した国土・都市政策を推進するとともに、都市計画に関わる規制緩和の成果を生かした街づくりを進め、職住混在した活気あふれる街並みへの配慮など、各地の実状に適切に対応した地域主体の多様な都市づくりを進める。
わが国の国民的な財産であり、世界的にも守るべき文化財を地震災害から守るため、全国的な文化財保護施策を整備する。
以 上