経団連くりっぷ No.116 (2000年1月13日)

産業廃棄物最終処分量の減量化目標を設定

−産業界として廃棄物問題への取組みを一層強化


産業廃棄物最終処分場のひっ迫やダイオキシン問題等を契機とした国民の廃棄物問題への意識が高まるなか、産業界としても循環型社会の推進に向けての取組みを一層強化していく必要がある。

そこで経団連では、廃棄物対策への産業界の自主的取組みを社会にわかりやすく提示するために、26業種の参加を得て、産業界としての産業廃棄物最終処分量の減量化目標を新たに設定し、公表した。

2010年度における産業廃棄物最終処分量の目標量を1,500万トン、2005年度における中間目標量を2,100万トンと設定した。この目標は、1990年度実績と比較すると、それぞれ25%(削減率75%)、35%(削減率65%)に相当する。

今後、毎年、定期的にフォローアップを行ない、進捗状況を公表していく予定である。



くりっぷ No.116 目次日本語のホームページ