月刊　ｋｅｉｄａｎｒｅｎ １９９６年１２月号

巻頭言

ODAにも民活導入を

熊谷直彦（経団連副会長）

［特集］
健全な社会保障制度の確立に向けて

• 特別寄稿
  日本の将来と社会保障

  高山憲之（一橋大学経済研究所教授）

• 特集座談会
  民間活力を活かした社会保障システムの構築を

  福原義春（経団連財政制度共同委員長／資生堂社長）
  飯田　亮（経団連行政改革推進委員長代行／セコム会長）
  田近栄治（一橋大学経済学部教授）
  中村芳夫（経団連常務理事：司会）
  

• 医療保障制度の合理化を求める

  高野盛久（経団連財政制度委員会社会保障制度専門部会長／三菱化学常務取締役）

• 高齢者介護はなぜ保険なのか？

  袖井孝子（お茶の水女子大学生活科学部教授）

• 求められる負担の抑制と世代間不公平への対応

  伊藤忠明（富士総合研究所理事・研究主幹）

• 企業年金における条件変化と改革の方向性

  西久保浩二（生命保険文化センター研究室主査）

• 高齢社会におけるNPOの可能性

  早瀬　昇（大阪ボランティア協会理事・事務局長）

• ずばり、きらり―広報委員長です
  私たちのゴールは体ではなく心です

  日野原重明　聖路加国際病院理事長にきく
  聞き手：関本忠弘（経団連副会長・広報委員長／日本電気会長）

• 欧米諸国の社会保障制度の動向

  山田昌弘（日本生命保険取締役総合企画室長）

• ドイツ現地報告
  通貨統合に備え社会保障制度を見直し

  篠崎勝巳（日立セミコンダクター(ヨーロッパ)総務部副部長）

• 高齢者介護施設訪問記　夏の一日の体験から

  藤原清明（経団連経済本部経済政策グループ）

• 地域のことは地域のなかで

  老人給食協力会ふきのとう代表　平野眞佐子さんにきく

• 強力なリーダーシップによる欧州の復権
  第２次訪欧ミッションを終えて

  豊田章一郎（経団連会長・訪欧ミッション団長）

• アジア欧州　民間対話の場がスタート
  ASEMビジネス・フォーラムに参加して

  樋口廣太郎（経団連副会長／アサヒビール会長）

• 多角的自由貿易体制のさらなる促進を目指して
  世界貿易機関（ＷＴＯ）シンガポール閣僚会合に望む

  櫻井　威（経団連貿易投資委員会WTOスタディグループ座長／三菱電機国際事業推進本部副本部長）

• 米国市民社会を支えるNPO
  経団連NPO調査ミッション印象記

  若原泰之（経団連NPO調査ミッション団長・１％クラブ会長／朝日生命保険会長）

• 21世紀の世界システムと日本の役割

  田中明彦（東京大学東洋文化研究所助教授）

シリーズ

• 企業人政治フォーラムだより

  総選挙をどう考えるか

• ドラッカーが斬る現代

  年金社会がもたらす政治再編

• 経団連新入会員紹介

  小松フォークリフト株式会社

• 21世紀をデッサンする
  成功は失敗のもと

  竹内　啓（明治学院大学国際学部教授）

• 地球発ビジネス事情〔イギリス〕
  落着いた大人の国

  片山淳吉（イギリス松下電器社長）

• データによるアジア探訪
  転換期を迎えたインドネシア

  福島吾郎（経団連国際本部）

• 経営者のひととき
  自己流のインターネット

  板垣征夫（ゼクセル相談役）

• 豊かの国で
  肩叩き今昔

  和田亮介（和田哲社長・エッセイスト）

• 美しい地球

  インドトキコウ繁殖促進プロジェクト（タイ)