表紙イメージ

Keidanren
2001年12月号

今月の表紙 「ノクターン」
太田利三/作

[作者のコメント]音楽も小鳥のさえずりも、風のそよぎも、花や土の薫りも、形ある物ではないのに、なんと心なごませてくれることか……。深い心の表現には、形のない抽象がむいているように思えて、指揮者のように絵を描く私です。

障害を持つ方々のみずみずしい感性あふれる表現活動のひとつに絵画があります。障害者アートバンクとエーブル・アート・ジャパンのご協力を得て、個性豊かで、優しいタッチで描かれた絵画をお届けしています。


巻頭言

流通問題と構造改革

平井克彦 (東レ社長)

特 集
経済活性化に税制を活かす

座談会
税制改正と活力ある経済社会の実現
森下洋一 (経団連副会長・税制委員長/松下電器産業会長)
福間年勝 (経団連金融制度委員会資本市場部会長/三井物産顧問)
井上裕之 (愛知産業社長)
森信茂樹 (財務省財務総合政策研究所次長/東京大学客員教授)
中村芳夫 (司会:経団連専務理事)

日本型連結納税制度の概要

米仏の連結納税制度
米国にみる企業経営と税制
―税制は意思決定の重要な要素―
上村 聡 (アーサーアンダーセン税務事務所 公認会計士・パートナー)

連結納税制度の効率性
〜フランスの実例
マリー・エレーヌ・ラファン (アンダーセン・リーガル(パリ))

税制実務専門家座談会
連結納税制度に対する期待と課題
緑川正博 (公認会計士・税理士)
徳住祥蔵 (新日本製鐵顧問)
鈴木英伸 (東レ経理部税務担当部長)
浜田英之 (トヨタ自動車東京総務部経理室長)
桐山 学 (日本電信電話第四部門担当部長)
阿部泰久 (司会:経団連経済本部税制グループ長)

税制は国の設計
株式課税が経済の生死を左右する
紺谷典子 (日本証券経済研究所主任研究員)

税制改革は、なぜ必要か
―「ブッシュ減税」を考える―
田近栄治 (一橋大学大学院教授)

企業競争に打ち勝つぞ! ドイツ税制改革
木村弘之亮 (慶應義塾大学教授)

新日米租税条約に期待すること
ゲーリー・M・トーマス (在日米国商工会議所税制委員長)

経団連提言
スピード感を持った規制改革への取組みを求める
「2001年度経団連規制改革要望 −経済社会の構造改革と行政改革の断行に向けて−」
大賀典雄 (経団連副会長・行政改革推進委員長/ソニー取締役会議長)

政府開発援助(ODA)をいかに改革するか
「ODA改革に関する提言」
上島重二 (経団連副会長・国際協力委員長/三井物産会長)

国際競争力強化に向けたわが国の産学官連携の推進
山野井昭雄 (経団連産業技術委員会産学官連携推進部会長/味の素技術特別顧問)

アフリカの先進国、南アとの経済交流拡大に大きな前進
〜「第一回日本・南アフリカビジネスフォーラム」を終えて〜
安崎 暁 (経団連サブサハラ地域委員長/小松製作所会長)

● 経営者のひととき
ゴルフ観戦雑感
青木 昭 (日本証券金融会長)

● あの時、あの言葉
“黙して語れず”の日本人
宇田 誠 (広島銀行会長)

● エッセイ「時の調べ」
「小諸日記」
海野和男 (昆虫写真家)

● 駐日大使からメッセージ
古から世界に開かれてきた国
モハメッド・タンジ (駐日モロッコ大使)

● 翔べ!世界へ―奨学生体験者からの寄稿
世界の人々の役に立つ国際弁護士に <PDF>
島津朝子 (McCorriston Miller Mukai MacKinnon法律事務所弁護士)

● わが社の企業行動指針
住友軽金属工業

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