日本経団連タイムス No.3003 (2010年7月1日)

2010年夏季賞与・一時金大手企業業種別妥結状況(第2回集計)

−129社平均75万9728円/前年夏季比プラス0.46%


日本経団連は6月23日、2010年夏季賞与・一時金の大手企業業種別妥結状況(加重平均)の第2回集計を発表した。

調査対象(21業種・大手251社)のうち、21業種・185社(73.7%)で妥結しており、このうち平均額がわかっている18業種・129社の平均妥結額は75万9728円(前年夏季比プラス0.46%)となった。

業種別にみると、製造業113社の平均妥結額は74万1145円(前年夏季比プラス1.01%)、非製造業16社の平均妥結額は82万5850円(同マイナス1.30%)となっている。

妥結額の分布をみると、「70万〜75万円未満」(15社、15.5%)が最も多く、次いで、「60万〜65万円未満」(13社、13.4%)、「75万〜80万円未満」(11社、11.3%)の順となっている。

増減率の分布で最も多いのは「10.0%以上」(24社、24.7%)で、以下「2.0〜4.0%未満」(11社、11.3%)、「0.0〜2.0%未満」(10社、10.3%)が続いており、前年夏季比プラスが多くなっている。

一方、前年夏季比マイナスの企業も3割以上(35社、36.1%)に上っている。

次回は、7月中旬に最終集計を取りまとめる予定。

【労働政策本部】
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