日本経団連タイムス No.3006 (2010年7月22日)

2010年夏季賞与・一時金大手企業業種別妥結結果(最終集計)

−163社平均75万7638円、前年夏季比プラス0.55%


日本経団連は20日、2010年夏季賞与・一時金の大手企業業種別妥結結果(加重平均)の最終集計を発表した。

調査対象(21業種・大手251社)のうち、21業種208社(82.9%)で妥結しており、このうち平均額がわかっている19業種163社の平均妥結額は75万7638円(前年夏季比プラス0.55%)となり、最終集計としては3年ぶりにプラスとなった。

業種別にみると、製造業134社の平均妥結額は74万1395円(同1.02%)、非製造業29社の平均妥結額は80万4706円(同マイナス0.77%)となっている。

妥結額の分布をみると、「70万〜75万円未満」(22社、16.8%)が最も多く、次いで、「60万〜65万円未満」(18社、13.7%)、「75万〜80万円未満」(14社、10.7%)の順となっている。

増減率の分布で最も多いのは「10.0%以上」(27社、22.0%)で、以下「マイナス2.0〜0.0%未満」(14社、11.4%)、「0.0〜2.0%未満」(13社、10.6%)が続いている。増減率はマイナスからプラスにかけて広く分布しているが、前年夏季比がマイナスとなった企業の割合は約4割(51社、41.5%)と、09年の9割弱(87.6%)から大きく減少している。

【労働政策本部】
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