日本経団連タイムス No.3011 (2010年9月2日)

渡評議員会議長/中東・北アフリカ地域委員長がアル・オタイビ駐日クウェート大使と意見交換

−日本とクウェートの経済関係強化の方策などで


渡文明評議員会議長/中東・北アフリカ地域委員長は8月12日、東京・大手町の経団連会館で、アブドゥルラーマン・アル・オタイビ駐日クウェート大使の訪問を受け、日本とクウェートの経済関係強化の方策等について意見交換した。
アル・オタイビ大使の主な発言は次のとおり。

■ 日本クウェート経済関係強化について

二国間の経済関係を、石油から他の分野にも拡大したい。民生用原子力発電や太陽光発電などにも協力してほしい。来月には、クウェート・エネルギー機構の関係者が来日し、政府関係者らと懇談する。
クウェート政府は、日本政府との間に二重課税防止協定を締結(2008年)し、また今年11月には投資保護協定の締結に向けて第3回の交渉に臨む。貿易・投資関係の拡大に向けて、大使館としても支援していく。

■ 大規模開発プロジェクトについて

クウェート政府は、2010年から14年までの大規模開発プロジェクト計画を取りまとめた。多くの日本企業、特に日本経団連会員企業に関心をもってほしい。

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同プロジェクトのリストは下記のURL参照。
http://www.keidanren.or.jp/japanese/journal/times/2010/0902/kuwait.pdf

【国際協力本部】
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