日本経団連タイムス No.3020 (2010年11月11日)

第49回全国社内広報大会開催

−全国から155名が参加


「新たな価値を生み出そう〜社内広報の次のカタチ」
をテーマに開催した全国社内広報大会

日本経団連事業サービス社内広報センターは10月25、26の両日、都内で第49回全国社内広報大会を開催した。今回は「新たな価値を生み出そう〜社内広報の次のカタチ」をテーマに掲げ、全国から企業等の社内広報担当者155名が参加した。この大会の中心はテーマ別分科会で、社内広報担当者の実務に役立つようなプログラム設定がなされている。

テーマ別分科会中心に

今大会ではまず、1日目の開講講演として、コンデナスト・デジタル社でカントリー・マネジャーを務める田端信太郎氏から、世の中の新しいメディアの潮流などについて聴取。その後、参加者は各分科会に分かれ、講義を受けたり、討議を行ったりした。今回は2日間通しのコースとして、「基礎」「超企画力」「戦略社内広報」の3分科会、また、1日コースとして、「文章表現力」「取材力」「誌面レイアウト」「イントラネット」「一歩先行くイントラネット」「編集の“プロフェッショナル”に学ぶ」の分科会を行った。

1日コースの「取材力」分科会(1日目15名、2日目14名が参加)では、参加者が自己紹介した後、取材の悩み、失敗例、心得などを共有するグループワークを実施。毎日新聞社の山本修司社長室委員から「編集業務における取材の重要性」と題した講演を聞き、(1)トップインタビュー(2)社員インタビュー(3)社外インタビュー(4)ネガティブ内容の取材(5)成功事例の取材――という5つのテーマでロールプレイングを実施した。最後に、ロールプレイングの反省、当日の成果共有をグループで行い、質疑応答・社内報講評が行われた。

各分科会は、社内広報センターの委員2〜6名がコーディネーターとして運営に当たり、小人数制できめ細かな指導を行っていることもあり、今回も参加者の評価は高かった。

2日目の分科会終了後の懇親会では、参加者は他社の社内広報担当者と交流を深め合い、盛況のうちに大会は終了した。

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