日本経団連タイムス No.3023 (2010年12月2日)

10年年末賞与・一時金大手企業業種別妥結状況(第2回集計)発表

−105社平均76万5341円/前年年末比プラス1.47%


日本経団連は11月24日、2010年年末賞与・一時金大手企業業種別妥結状況(加重平均)の第2回集計を発表した。

これによると、調査対象(21業種・大手250社)のうち、17業種・129社(51.6%)で妥結しており、平均額がわかっている15業種105社の平均妥結額は76万5341円、前年年末比(以下、前年比)でプラス1.47%となった。

業種別にみると、製造業の平均妥結額は75万6307円(前年比プラス1.31%)、非製造業の平均妥結額は81万2198円(同プラス2.14%)となっている。

妥結額の分布をみると、「70万〜75万円未満」(15社、20.5%)が最も多く、次いで「75万〜80万円未満」(10社、13.7%)、「60万〜65万円未満」(9社、12.3%)の順となっている。

増減率の分布は、前年比でプラスとなっている企業が多く、「10.0%以上」(15社、20.5%)、「2.0〜4.0%未満」(13社、17.8%)、「0.0〜2.0%未満」(11社、15.1%)の順となっている。一方、前年比でマイナスとなっている企業も23社、31.4%あった。

今後は、12月中旬に最終集計を取りまとめる予定。

【労働政策本部】
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