「1996年度 社会貢献活動実績調査結果」要約

1997年12月11日
経団連・社会本部

本年7月、経団連会員企業ならびに1%クラブ法人会員の合計1,045社を対象にアンケート票を郵送し、96年度の社会貢献活動支出、その経常利益額に対する比率、従業員の社会貢献活動支援制度の導入等について回答いただいた。回答総数は429社(回答率;41.1%)。

本調査結果によると、景気の先行きが不透明な状況が続いたにもかかわらず、企業が地道かつ継続的に社会貢献活動に取り組んでいることが分かる。

1社平均の社会貢献活動支出額は、前年度に比べ1.0%増加して4億円となり、3年ぶりに4億円台となった。
また、社会貢献活動支出額が経常利益額に占める比率(単純平均)は、経常利益額が30%を超える大幅増益となったにもかかわらず、前年度に比べ0.04ポイント上昇し2.40%となった。


支出調査結果

  1. 社会貢献活動に関する支出
    1. 社会貢献活動支出額
    2. 寄付金額
    3. 自主プログラムに関する支出額
  2. 社会貢献活動支出額が経常利益額等に占める比率
  3. 寄付金、自主プログラムの分野別支出比率
  4. 寄付金の損金算入限度額の利用率
  5. 社会貢献活動推進のために新規に導入された制度

意識調査結果

  1. 社会貢献活動への取り組み、社内体制
  2. 寄付金拠出以外の活動に関する金額換算制度
  3. 社員のボランティア活動に対する支援
  4. 社会貢献活動や社員のボランティア活動に関する情報提供
  5. 企業財団(公益信託)
  6. 寄付金税制
  7. NPO・NGOに対する支援

事例調査結果


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