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Keidanren
2002年3月号

今月の表紙 「木々」
あしたば作

[寸評]植物の生命力は、私たち人間には想像もつかないくらい力強いものだと思います。「生きよう、生きよう。そして大きくなろう。あの温かい眼差しの太陽に向かって」そのような言葉が聞こえてきそうな気がします。この「木々」という作品には、植物の内に秘めたる想いと、生きることへの希望が込められているように思えてなりません。

障害を持つ方々のみずみずしい感性あふれる表現活動のひとつに絵画があります。障害者アートバンクとエーブル・アート・ジャパンのご協力を得て、個性豊かで、優しいタッチで描かれた絵画や切り絵を紹介しています。


巻頭言

わが国農業の競争力強化と活性化に向けて

香西昭夫 (住友化学工業会長)

● 荒木広報委員長のざっくばらんトーク
ヒトの進化の隣人、チンパンジー
ゲスト:松沢哲郎 (京都大学霊長類研究所教授)
聞き手:荒木 浩 (経団連副会長・広報委員長/東京電力会長)

特 集
国民に安心感を与える医療制度を目指して

対談
医療制度改革の評価と積み残された課題
糸氏英吉 (日本医師会副会長)
西室泰三 (経団連副会長・経団連社会保障制度委員長/東芝会長)

国民の多様なニーズに応える医療サービス実現に向けて
福澤 武 (経団連社会保障制度委員会共同委員長/三菱地所会長)

鼎談
保険者機能強化への期待
下村 健 (健康保険組合連合会副会長)
八代尚宏 (日本経済研究センター理事長)
森 昭彦 (司会:経団連社会保障制度委員会医療改革部会長/東京海上火災保険副社長)

トヨタの理念・経営手法の活用
―トヨタ記念病院の取組み
木下光男 (トヨタ自動車常務取締役)

医療の標準化
〜その意義と実践方法
川渕孝一 (東京医科歯科大学大学院教授)

ルポ
医療IT化の最先端
昭和大学横浜市北部病院、亀田総合病院、聖路加国際病院
飛田英子・志水武史 (日本総合研究所 副主任研究員)

アメリカ生まれのeヘルスが日本でも始動
三谷博明 (日本インターネット医療協議会事務局長)

経団連臨時総会
日本経済団体連合会の発足に向けて

わが国の科学技術の振興に向けて
野依良治 (名古屋大学大学院教授)

経団連提言
改めて抜本的な規制改革への取組みを求める
〜2001年度の規制改革に関する再要望〜
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2002/004.html
草刈隆郎 (経団連行政改革推進委員会共同委員長/日本郵船社長)

NEWS FOCUS
知的財産を核にした産業競争力の強化に関する考え方について
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2002/003.html
丸島儀一 (経団連産業技術委員会 知的財産問題部会長/キヤノン顧問)

コーポレート・ガバナンスに関する商法改正
〜株主代表訴訟制度の見直しなどが行われる
経団連経済本部

● 環境技術の最前線
NECの循環型社会の形成に向けた取組み
山口耕二 (日本電気理事・主席技師長)

● 産学連携〜大学からの招待状
産学官連携機能を集積する北海道大学エリア
荒磯恒久 (北海道大学先端科学技術共同研究センター教授)

● 経営者のひととき
海の魅力
廣田 正 (菱食社長)

● エッセイ「時の調べ」
グリーン碁石10年
夏樹静子 (作家)

● あの時、あの言葉
瀕死のふる里の教え
茅野 實 (八十二銀行会長)

● 翔べ!世界へ―奨学生体験記
イスラーム世界の異文化認識に向けて
三沢伸生 (東洋大学社会学部専任講師)

● わが社の企業行動指針
コニカ

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