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経済Trend
2007年11月号
今月の表紙
浦上哲也 作 「秋の雨」
(口と足で描く芸術家協会提供)
障害を持つ方々の個性豊かで、印象深い絵画を厳選してご紹介しています。

巻頭言

グローバル視点の“食の安全”
池田弘一 (アサヒビール会長)

特集
税・財政の一体改革を推進する

日本経済は、企業の攻めの経営が着実に成果を出して、安定的な拡大を続けている。しかし、今後、急激な少子高齢化・人口減少社会を迎え、経済活動は一層グローバル化し、熾烈な国際競争にさらされる。一方、財政状況は、先進国で最悪の危機的状況であり、財政の健全化と安定的な成長の持続をにらんだ税・財政一体改革が求められている。活力ある日本経済を維持するためにどのような改革を行うべきかを議論する。
座談会
氏家純一 (野村ホールディングス会長)
大橋光夫 (昭和電工会長)
井堀利宏 (東京大学大学院経済学研究科教授)
中村芳夫 (司会:日本経団連事務総長)

提言
セーフティネットの持続性確保と地域の自立的発展に向けた財政改革のあり方を提案

「国・地方を通じた財政改革に向けて」について
大内俊昭 (みずほ総合研究所社長)

欧米での財政改革の動向
富田俊基 (中央大学法学部教授)

地方税財政の動向と課題
土居丈朗 (慶應義塾大学経済学部准教授)

資産債務改革について
宮脇 淳 (北海道大学大学院公共政策研究科教授)

提言
今後のわが国税制のあり方と平成二十年度税制改正に関する提言

http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2007/072/index.html
田中稔三 (キヤノン副社長)

ヨーロッパの税制改革
〜経済の国際化への対応
田近栄治 (一橋大学国際・公共政策大学院教授)

特集
日本の少子化対策、仕事と子育ての両立支援

〈対談〉
日本経団連では、わが国が直面する少子化問題について、2005年度より少子化対策委員会を設置し、さまざまな角度から議論を重ねてきた。2007年3月に少子化対策全般について提言 <PDF> したほか、今年度は、「子育て環境整備」や「多様な働き方」を中心に、議論を進めている。このたび少子化対策担当に就任した上川陽子大臣に、森田富治郎日本経団連副会長が、日本の少子化対策の展望について伺った。

上川陽子 (少子化対策担当大臣)
森田富治郎 (第一生命保険会長)

多様な働き方をめざす企業の取り組み
子育てにやさしい社会作りに向けて
鈴木茂晴 (大和証券グループ本社社長)

ワーク・ライフ・バランス実現のために
田中恭代 (旭化成人財・労務部EO推進室部長)

ワーク・ライフ・バランス施策の取組み
古川三紀雄 (電通コーポレート本部人材開発局長)

子育てしやすい環境整備にどう取り組むか
上野唯泰 (インテック執行役員人事部長)

松下電器の e-Work (在宅勤務制度を中心に)
永木浩子 (松下電器産業e-Work推進室長)

企業戦略としてのダイバーシティの推進とワーク・ライフ・バランス支援
丸吉由紀子 (日産自動車ダイバーシティ ディベロップメント オフィス室長)

保育所実例

訪アジア経済ミッションを派遣
〜経済連携の拡大と深化に向け、インドネシア、インド、マレーシアの政府・経済界首脳らと意見交換
御手洗冨士夫 (日本経団連会長)

提言
実効ある地球温暖化防止対策に向けて

「ポスト京都議定書における地球温暖化防止のための国際枠組に関する提言」
鮫島章男 (太平洋セメント社長)

道州制で日本はどう変わるか
〜第一回道州制シンポジウムを開催
中村邦夫 (松下電器産業会長)

北東アジアにおける物流ハブを目指す韓国
〜北東アジア国際物流調査団を派遣
丸山和博 (東レ常務取締役)

〈調査〉
「2007年3月卒新規学卒者決定初任給調査結果」<PDF>について
日本経団連労政第一本部

● 道州制の取り組み
道州制の実現に向けた北海道における取り組み
南山英雄 (北海道経済連合会会長)

● 国際標準化最前線
独自規格の説明には時間がかかるが、ISO規格は一言ですむ
田中健三 (コマツ開発本部業務部規制・標準グループ主査)

● あの時、あの言葉
あと10日早ければ!
古河直純 (日本ゼオン社長)

● 経営者のひととき
ストレス解消料理教室
上田準二 (ファミリーマート社長)

● 翔べ!世界へ―奨学生体験記
異文化接触の原点としてのフランス留学 <PDF>
神月朋子 (埼玉大学教育学部准教授)

● NEW FACE
カブドットコム証券

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