今後の国際協力のあり方について

―戦略的視点の重視と官民連携の強化―

2008年4月15日
(社)日本経済団体連合会

【 概要 】

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【 本文 】

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はじめに

I.今後の国際協力に関する基本的考え方

1.国際協力をめぐる国際的潮流
  1. (1)諸外国におけるODAへの取り組み強化と、日本の相対的地位の低下
  2. (2)国際的な援助潮流の変遷
2.国際協力への戦略的対応
  1. (1)経済成長への貢献
  2. (2)資源・エネルギーおよび食料の確保
  3. (3)地球環境問題への対応
3.国際協力における課題
  1. (1)必要なODA予算の確保
  2. (2)国際協力における「官民連携」の推進
  3. (3)国際機関におけるイニシアティブ発揮
  4. (4)国民理解の促進
     <1> 情報公開の徹底
     <2> 学校教育、広報活動
     <3> 国際協力の意義に関する啓発

II.国際協力における具体的課題−「官民連携」を中心に−

1.新しい「官民連携」 に向けて
  1. (1)官民連携を積極的に進める重点分野・政策
     <1> 経済成長
      (i) 東アジア諸国とのさらなる経済関係強化
      (ii) アフリカの経済成長への貢献
     <2> 資源・エネルギー
     <3> 地球環境問題
  2. (2)官民連携の具体的手法例
     <1> 民間投資案件の周辺インフラ整備
     <2> PPP(官民パートナーシップ)
     <3> 政策・制度改善に関する政府間対話・モニタリング
     <4> 産業人材育成
     <5> CSR
     <6> ファイナンス
     <7> IT
  3. (3)官民連携促進のための新たな枠組みの整備
     <1> 定期的官民対話の枠組み整備
     <2> 現地ODAタスクフォースへの民間企業の正式メンバーとしての参加
     <3> 「民間提案による官民連携案件づくり」の制度化
2.新JICA・新JBICへの期待
  1. (1)新JICA
     <1> 貧困削減から経済成長重視への転換、民間との連携マインドの醸成
     <2> 援助スキームの有機的連携に向けた業務の改善ならびに組織の統合
     <3> 円借款迅速化の実現
     <4> STEPのさらなる拡充
     <5> 「海外投融資機能」の発揮
  2. (2)新JBIC

【 国際協力関連資料 】

(PDF形式)

  1. 国際協力の全体像
  2. ODA実績の内訳
  3. 二国間ODAの地域別配分
  4. DAC諸国におけるODA実績(対GNI比)
  5. 主要国におけるODA実績の推移
  6. 2010年のODA(DAC予測値)
  7. 諸外国のODA実績が増加に転じた背景
  8. 日本のODA予算(一般会計)の推移
  9. 2008年度予算の内訳(一般会計)
  10. 2008年度予算の内訳(特別会計含む)
  11. 日本のODA予算の増減とその背景
  12. 国際機関向け拠出・出資等の推移
  13. DAC諸国から途上国への資金の流れ
  14. 国際的な援助潮流の変遷
  15. 高まる「官民連携」への期待
    −「有識者会議」中間報告−
  16. 官民連携の事例
  17. 「今後の経済協力のあり方」に関する国民の意識
  18. 国際協力をめぐる最近の動き

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