それによると、企業の情報化の目的・効果は、情報の共有や業務処理の迅速化、意思決定の迅速化、コストの削減、組織のスリム化・合理化など業務改革、組織改革への期待が高かった。
また、企業が情報化を進める上での課題としては通信料金の低廉化・通信サービスの多様化のための規制緩和、情報化に対応した新たなルールづくり、情報リテラシーの向上などソフト面の環境づくりへの要望が強かった。
(情報化の推進に関する提言の内容については8頁参照)
情報の共有 | 95.5% |
業務処理の迅速化 | 83.3% |
意思決定の迅速化 | 79.5% |
コストの削減 | 64.7% |
組織のスリム化・合理化 | 53.2% |
顧客ニーズへのきめ細やかな対応 | 51.9% |
グローバル化への対応 | 39.1% |
創造性の発揮 | 25.6% |
新規業務の開拓 | 11.5% |
その他 | 3.8% |
通信料金の低廉化・通信サービスの多様化のための規制緩和 | 80.6% |
電子取引など情報化に対応した新たな制度・ルールづくり | 73.5% |
企業内における情報リテラシーの向上 | 67.1% |
大容量の光ケーブルなどのインフラ整備 | 39.4% |
許認可申請や税務申告などの行政手続きの電子化 | 30.3% |
情報関連機器の減価償却制度の拡充 | 23.2% |
コンテンツ創造のための基盤整備 | 15.5% |
その他 | 6.5% |