表紙イメージ

Keidanren
2001年3月号

今月の表紙 「木」
二木貞作/作

[指導者のコメント]太平洋戦争に召集されてフィリピンで死闘を繰り返し、マラリアにも感染し、この極限状況の中で精神の安定を欠き、知的障害をも併発するという熾烈な人生を経験した二木さんですが、作品は彼本来の性格を反映してか穏やかで温かなものがほとんどです。スイス、ローザンヌ市立アールプリュット美術館に作品5点がコレクションされています。

障害を持つ方々のみずみずしい感性あふれる表現活動のひとつに絵画があります。障害者アートバンクとエーブル・アート・ジャパンのご協力を得て、個性豊かで、優しいタッチで描かれた絵画をお届けしています。


巻頭言

一人ひとりが主役の21世紀に

高原慶一朗 (ユニ・チャーム社長)

対談
五つの改革で日本を変える
〜ビジネスの経験を政治に活かす
今井 敬 (経団連会長)
近藤たけし (経団連特別顧問)

● 荒木広報委員長のざっくばらんトーク
日本は世界とどう付き合うか
〜日米同盟が外交政策の柱
ゲスト:岡崎久彦 (外交評論家)
聞き手:荒木 浩 (経団連副会長・広報委員長/東京電力会長)

特 集
市場重視のコーポレート・ガバナンス

座談会
日本企業に適したコーポレート・ガバナンスを考える
御手洗冨士夫 (キヤノン社長)
山本一元 (旭化成社長)
斉藤 惇 (住友ライフ・インベストメント社長兼CEO)
森田 章 (同志社大学教授)
村山 敦 (司会:松下電器産業副社長)

これからのコーポレート・ガバナンスの方向性
「わが国公開会社におけるコーポレート・ガバナンスに関する論点整理(中間報告)」
片田哲也 (小松製作所会長)

企業インタビュー
わが社のIR活動
迅速な開発、迅速な対応が信条
竹中登一 (山之内製薬社長)
IRは経営そのもの
井上雄二 (リコーリース社長)
基本は、公平性、透明性、継続性
小林 尚 (パイオニア常務取締役)

海外のコーポレート・ガバナンス法制
〈米国〉独立(社外)取締役の機能
E・アンソニー・ザルーム (森綜合法律事務所 外国法事務弁護士)
〈英国〉なぜ、英国コーポレート・ガバナンス規範は幅広い支持を得られたか
関 孝哉 (東洋信託銀行証券代行企画部次長)

コーポレート・ガバナンスに関する立法の動向
西川元啓 (新日本製鐵取締役)

経団連提言
日中関係をどう考えていくか
「21世紀の日中関係を考える―日中の相互信頼の確立と経済交流拡大のための提言―」
吉井 毅 (経団連中国委員会企画部会長/新日本製鐵常任監査役)

NEWS FOCUS
訪ロシア経済ミッションを21世紀の日ロ経済関係の飛躍台に
〜変貌するビジネス環境とミッションへの期待〜
安西邦夫 (日本ロシア経済委員長/東京ガス会長)

社会の一員として社会貢献活動に取り組む企業
99年度社会貢献活動実績調査を踏まえて〜
武田國男 (経団連社会貢献推進委員長/武田薬品工業社長)

産・官・学連携で活性化する米国の地域・都市
経団連産業問題委員会 医療産業集積調査団報告
竹内和正 (旭硝子産業政策企画室主幹部員)

今、震災時における昼間都民対策が急務
経団連環境・国土本部

● 伸びるビジネス・広がる市場―規制改革
金融
新たなビジネスの芽が着実に育つ
並河信乃 (行革国民会議事務局長)

● 経営者のひととき
若き日の“映画時代”
野見山昭彦 (ジャパンエナジー会長兼社長)

● エッセイ「時の調べ」
機をみてせざるは
遠山敦子 (国立西洋美術館長)

● あの時、あの言葉
夢が実現した日
小塚逸夫 (フタバ産業社長)

● 駐日大使からメッセージ
個人を尊重するIT先進国
アフターブ・セート (駐日インド大使)

● 翔べ!世界へ―奨学生体験者からの寄稿
歴史を生きるということ
天野知香 (お茶の水女子大学大学院助教授)

● わが社の企業行動指針
大阪ガス

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