[ 日本経団連 ] [ 機関誌/出版物 ] バックナンバー・定期購読のご案内

表紙イメージ

経済Trend
2005年10月号

今月の表紙 「秋のおとずれ」
浅井力也 作
障害を持つ方々の個性豊かで、印象深い絵画を厳選してご紹介しています。


巻頭言

改革の手綱を緩めるな

御手洗冨士夫 (キヤノン社長)

特 集
企業不祥事の根絶に向けて

日本経団連では毎年10月を企業倫理月間として、会員企業の自発的かつ継続的な企業倫理の確立を支援している。経営トップのセミナー、実務担当者による事例や法律の勉強など、取り組みはさまざまであるが、残念なことに企業不祥事は一向に減っていない。企業不祥事の根絶に向け、今、われわれは何をなすべきだろうか。
企業不祥事根絶に立ち向かう企業経営者へ
奥田 碩 (日本経団連会長)

座談会
企業倫理の確立は経営トップの責務
武田國男 (武田薬品工業会長兼CEO)
高野瀬忠明 (雪印乳業社長)
國廣 正 (弁護士)
近藤定男 (司会:三洋電機副会長)

ルポ
企業倫理確立に向けた取り組み
村田浩司 (ルポライター)
業界全体を巻き込んだビジネス倫理の徹底
アコム
現場の手による策定プロセスを重視した「行動規範」
日本ハム
「企業DNAとしての定着」を図るための反復・継続的な取り組み
ヤマト運輸

経営トップから社員一人ひとりまで
〜松下電器の取り組み
森 孝博 (松下電器産業常務取締役)

建設業の信頼回復を目指して
〜入札契約制度のあるべき姿――全国建設業協会の提案背景と骨子
前田靖治 (全国建設業協会会長/前田建設工業社長)

入札制度改革の処方箋
武田晴人 (東京大学大学院経済学研究科教授)

「企業ドック」のすすめ
岡本浩一 (東洋英和女学院大学人間科学部教授)

消費者からの信頼確保のために苦情情報の活用を
角田真理子 (明治学院大学法学部消費情報環境法学科助教授)

〈 指針 〉
知的財産権を尊重する文化の確立を
〜知的財産権に関する行動指針を策定
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2005/050.html
庄山悦彦 (日立製作所社長)

〈 提言 〉
日GCC(湾岸協力会議)経済連携協定の早期交渉開始を求める
〜戦略的に重要なGCC諸国との連携強化
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2005/060.html
渡 文明 (新日本石油会長)

正念場を迎えるWTO新ラウンド交渉
〜12月の香港閣僚会議までに各国は政治的決断を
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2005/064/index.html
秋草直之 (富士通会長)
佐々木幹夫 (三菱商事会長)

日タイEPA(経済連携協定)の大筋合意を歓迎する
〜わが国経済界の取り組みと評価
安居祥策 (帝人相談役)

アジアの市民映画祭を目指して
〜第18回東京国際映画祭を10月22日〜30日に開催
角川歴彦 (角川ホールディングス会長)

〈ルポ〉ペーパーレスを実現したオフィス
〜小出伸一日本テレコム常務執行役に聞く

「定昇のみ」五割超
〜2005年春季労使交渉に関するトップ・マネジメントのアンケート調査結果
日本経団連労働政策本部

● CSR―わが社の取り組み
「環境」「CS品質」「人材」で際立ち、事業を通じて社会へ貢献 <PDF>
白鳥和彦 (積水化学工業環境経営部担当部長)

● 経営者のひととき
絵画鑑賞
鎌田迪貞 (九州電力会長)

● あの時、あの言葉
若者の特権
岡部 弘 (デンソー会長)

● NEW FACE
アウトソーシング
イワキ
グリーンキャブ
証券保管振替機構
GDH
日本サムスン

バックナンバー・定期購読のご案内


日本語のホームページへ