経営タイムス No.2640 (2002年8月1日)

「グローバリゼーションの進展と日本の国益」を探る

−日本経団連・東富士夏季フォーラム


 日本経団連(奥田碩会長)は7月25―27日、静岡県御殿場の経団連ゲストハウスで、「第1回東富士夏季フォーラム」を開催した。「グローバリゼーションの進展と日本の国益」を統一テーマとした同フォーラムには、奥田会長はじめ首脳36名が参加した。フォーラム初日、荒木浩議長(日本経団連副会長・東京電力会長)の開会あいさつに続き、奥田会長が「日経連と経団連が統合して初の夏季セミナーだけに関心が高い。活発な実りある討議を期待したい」とあいさつ。次いで、「21世紀日本のアイデンティティ〜あるべき国家・社会の姿を求めて」をテーマに京都大学教授の佐伯啓思氏が講演。質疑応答に続き参加首脳による活発な討議が展開された(講演質疑応答討議要旨別掲)。2日目は、「日本の活路をひらく経済戦略」をテーマに神奈川大学教授の吉川元忠氏が講演(次号掲載)。続いて、「政治・行政との係わりを中心とした新団体のあり方」をテーマに東京大学教授の猪口孝氏が講演(次号掲載)。それぞれ質疑応答・討議が行われた。また、奥田会長はセミナー後、記者会見に臨み、税制改革などについて所見を述べた。


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